エルドランシリーズ

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

エルドランシリーズとは、サンライズ1991年から1994年にわたり制作した一連のロボットアニメ作品の総称。シリーズを通して光の戦士「エルドラン」が登場し、関わっていることからこう呼ばれる。

概要[編集]

作品の大まかな内容は、光の戦士エルドランから巨大ロボットを託された少年らが、地球の平和を脅かす侵略者と戦う、というもの。

勇者シリーズと並び、1990年代を代表するサンライズロボットアニメと評価されている。勇者シリーズとは違い全作品の世界観は同一時間上という設定。ただし、シリーズを通して登場したのはエルドランと防衛隊の武田長官のみであり、テレビアニメ版で主人公たちが共演したのは『元気爆発ガンバルガー』第17話でライジンオーが登場した時だけであった。後に製作された『完全勝利ダイテイオー』では四作品の主人公の共演が見られる。

勇者シリーズと比較して、登場するロボットは動物をモチーフにしており、主役ロボの多くは合体後に鳥や翼竜型メカに由来する大きな翼を背負う鳥人スタイルが特徴的な意匠となっている。また、小学生の少年達(クラスメイト)が団結して戦う、という点も特徴であり、乗り物という身近さやかっこよさのある要素が売りだった勇者シリーズにくらべ、エルドランシリーズは小学校が絡んでくるために、児童にとって親近感が沸き、さらにどことなくスーパー戦隊シリーズのイメージさせるような設定が人気を呼んだ。

また、いわゆる「名乗り」を合体直後ではなく、敵怪獣を倒した後に(勝利の雄たけびのような形で)行うことや、小学校(または町全体)が基地またはロボットそのものになるというのも特徴である。

エルドランシリーズは『熱血最強ゴウザウラー』で一度は終了したが、ファンからなどの要望によって2000年に『完全勝利ダイテイオー』が製作された。ただし本格的なアニメ製作は行われておらず(ただし、プロモーションアニメと言う形で映像化はされている)、電撃ホビーマガジンでの連載やネット上での展開が主であった。2007年現在、エルドランシリーズの新作は発表されていないが、今でも「現在の子供たちにもこのような物語を見てもらいたい」と願う当時子供だった視聴者やファン達から、新シリーズを製作してほしいとの声も多い。しかしエルドランシリーズで培われた設定などは、後に同社製作のアニメ『出撃!マシンロボレスキュー』や『古代王者恐竜キング』などに受け継がれている。

共通するスポンサーは玩具メーカーのトミー(現タカラトミー)と菓子メーカーのカバヤ食品。特にカバヤ食品は勇者シリーズとも共通するスポンサーであった。

TVアニメ作品[編集]

雑誌・Web作品[編集]

TVアニメ版の主なネット局[編集]

※注記が無い場合はテレビ東京系列局

関連項目[編集]

zh:Eldran系列