「Consolations (Liszt)」の版間の差分

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**ホ長調で右手声部の音階主題を左手の広い音域にまたがる[[:wiki:ja:分散和音|分散和音]]が支える。途中右手と左手の旋律が交代し[[:wiki:ja:対位法|対位法]]を意識した技巧が求められる。
 
**ホ長調で右手声部の音階主題を左手の広い音域にまたがる[[:wiki:ja:分散和音|分散和音]]が支える。途中右手と左手の旋律が交代し[[:wiki:ja:対位法|対位法]]を意識した技巧が求められる。
 
*第3曲
 
*第3曲
**[[:wiki:ja:変二長調|変ニ長調]]。曲集ではもっとも広く知られ、左手の分散和音が右手の[[:wiki:ja:三度|三度]]和声を支える。[[:wiki:ja:転調|転調]]も巧みで、[[:wiki:ja:関係調|遠隔調]][[:wiki:ja:イ長調|イ長調]]に唐突さなく移る。
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**[[:wiki:ja:変ニ長調|変ニ長調]]。曲集ではもっとも広く知られ、左手の分散和音が右手の[[:wiki:ja:三度|三度]]和声を支える。[[:wiki:ja:転調|転調]]も巧みで、[[:wiki:ja:関係調|遠隔調]][[:wiki:ja:イ長調|イ長調]]に唐突さなく移る。
 
*第4曲
 
*第4曲
 
**変ニ長調。厳粛なコラール。このためオルガンにより演奏されることが多い。
 
**変ニ長調。厳粛なコラール。このためオルガンにより演奏されることが多い。

2009年4月2日 (木) 21:22時点における版

Consolations(読み:コンソレーション、コンソラシオン;原題:Consolations,Six Penseés poétiques)はフランツ・リストのピアノ独奏曲集。全6曲。

いずれの楽曲も長調で緩い歌謡風の作品であり、慰めという題名にふさわしい優雅な曲想。演奏技術も多くを求めておらず作曲者の作品の中では愛好者が多い。

楽曲

  • 第1曲
  • 第2曲
    • ホ長調で右手声部の音階主題を左手の広い音域にまたがる分散和音が支える。途中右手と左手の旋律が交代し対位法を意識した技巧が求められる。
  • 第3曲
  • 第4曲
    • 変ニ長調。厳粛なコラール。このためオルガンにより演奏されることが多い。
  • 第5曲
    • ホ長調。左手の優雅な伴奏に乗りながら右手旋律が転調を繰り返す。
  • 第6曲