「帽子」の版間の差分

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* [[戦闘用ヘルメット]]
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** [[九〇式鉄帽]]
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* [[ショール]]
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* [[手拭い]]
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* [[バンダナ]]
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* [[スカーフ|プラトーク]]
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* [[宗十郎頭巾]]
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* [[覆面]]
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* [[二角帽子]](ビコルヌ、バイコーン、ナポレオン帽、山形帽)
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* [[三角帽子]](トリコーン)
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* [[モンマス帽]]
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* [[ペタソス]]
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* [[アルペン (帽子)|アルペン]]
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* [[クラッシャーハット]]
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* [[テラピンチ]]
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* [[オスロー]]
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* [[タンク (帽子)|タンク]]
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* [[御釜帽]]
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* [[キャプリーヌ]](キャペリン)
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* [[クロシェ]]
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* [[シャブラック]](チャープラーグ(shabrack, csáprág))
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* [[スカルキャップ]]([[:en:Skullcap|Skullcap]])
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* [[スキン・キャップ]]
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* [[ブリム・ハット]]
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* [[フリジア帽]]
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* [[ヘッドドレス]]
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* [[トーク帽]]
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* [[ムナク帽]]
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* [[アストラカン帽]]
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* {{仮リンク|カラークル (帽子)|en|Karakul (hat)}}
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* [[クロケット帽]]([[デイヴィッド・クロケット]])
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* [[ケーバ帽子]]
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* [[キャップスキー]]
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* [[キリー]]
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*[[冠]]
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*[[烏帽子]]
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*[[ターバン]]
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*[[ヘルメット]]、[[兜]]
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*[[鬘]](かつら)
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*[[靴]]
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*[[手袋]]
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*[[日本興産貿易株式会社]]
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*[[マルシェ・ド・シャポー]] 東京・浅草橋で年2回開催される帽子の展示会。20名以上の若手帽子作家が出展する。
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*[[早野凡平]] - 帽子を様々な形に変える芸([[:en:Chapeaugraphy|Chapeaugraphy]])で知られる。
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*[[帽子屋]] - [[児童文学]]『[[不思議の国のアリス]]』のキャラクター。
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*[[熱中症]]
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2020年1月18日 (土) 10:49時点における最新版

帽子(ぼうし)は、防暑、防寒、防砂、装飾を主な目的としてにかぶる衣類の一種。

概要[編集]

素材には皮革毛皮ゴムプラスチックなどが用いられ、用途に応じたさまざまな形状がある。ターバンヘルメットカツラなどを帽子に含めるか否かについては議論がある。

日本では、明治4年8月9日1871年9月23日)の散髪脱刀令(いわゆる断髪令)によりを結う男性が激減し、代わって帽子が急速に普及した。西洋式の帽子は当初フランス語で「シャッポ[† 1]」「シャポー」(chapeau)などと呼ばれ、「和服にシャッポ」というスタイルで男性を中心に広まった(後に洋服も普及)。

用途[編集]

歴史的には特定の頭部の装身具は、その人物の社会での身分を示すこともある。

白いトックブランシェToque blancheコック帽[† 2]は、白い上下のシェフの制服(Chef's uniform)と共に一目で洋食料理人と認識されるアイテム[† 3]である。ベレー帽画家を、麦藁帽農村を連想させるものである。

今日では特定の帽子を身につけるように求められる状況は限られている。代わって、ファッションとして帽子の必要性が認識されるようになった。特定の被り方や、帽子が所属する地域やサブカルチャーを示す他、擬似的に制服に近い意味合いを持つものもある。野球帽は一般に特定チームへの支持を示すものだが、ヒップホップストリートファッションのアイテムとしても多用される。

ハットとキャップ[編集]

英語では、頭に乗せるものの総称としてハット(hat)、比較的柔らかい素材で頭部にフィットする形状のものをキャップ(cap)と呼んでいる。 ハットと呼ばれるものは一般に装飾的で全周につば(ブリム)を持つものが多いが、例外もあるため一概には言えない。現代に使用される実用的な帽子の大半はキャップに分類されるが、習慣的にハットと呼ばれるものもあり、その境界は曖昧である。

なお、下記の一覧のように、帽子の種類によって様々な呼び方が存在するため、具体的に何を指すかはこれらの呼び方を把握する必要がある。

各部の名称[編集]

本体[編集]

クラウン
帽子の山の部分
天(天井、トップ)
クラウンの頭頂部分。
天玉
天とジガミとの境に入る玉縁縫込み。
天張り(パッキン)
天を整形するために天の端に一周する形で入る細い芯。主にプラスチック製か製で、学生帽などでは入らないこともある。
腰(サイド)
クラウンの基部。制帽・軍帽・官帽などでは「鉢巻」と呼ばれることもある。
ジガミ(マチ、ヨツ)
天と腰とをつなぐ部位。4枚の生地を縫い合せて作る。
庇(鍔、ブリム)
日除け。野球帽のように前部のみのものはバイザーと呼ぶ。

付属部[編集]

縁(へり)(帯・帽帯・周章)
腰の上に巻かれる帯布。蛇腹リボンなど。これが付かずに腰のままとされることもある。
顎紐(あごひも)
革製が多いが布製やビニール製、ゴム製などもある。
耳章
顎紐を腰に留める付属品。主に金属製で、無装飾の場合と、団体の徽章が入る場合がある。
帽章
主に制帽として用いられる帽子につける徽章。

エチケット[編集]

帽子に関するエチケットは、単純化すると屋外でかぶり、屋内で脱ぐとなる。屋内に入ったときは外套と一緒に帽子を脱ぎ、再び外に出るときに身に着ける。

19世紀から20世紀にかけて、山高帽紳士礼装として認識されていた。当時のヨーロッパでは以下のように言われていたという。

もしその人物が家の中に入って来て、帽子を脱ぐようなら真の紳士。
帽子を脱がないのなら紳士のふりをしている男。
そして帽子をかぶっていない人物は、紳士のふりをすることさえあきらめている男。

このエチケットは軍隊のそれに準じており、入隊教育の中で新兵は帽子の取り扱いについて、講義を受ける。軍隊では戦闘中でなければ、屋内だけでなく艦船の中でも脱いでいなくてはならない(逆に旧ドイツ国防軍の様に、上官に対面する時の無帽は軍規違反になる軍隊もある)。また、敬礼の一つとして帽子を取ることがある。

これ以外の状況では、葬式国歌斉唱、食事などが帽子を脱ぐべき状況である。男性の挨拶として帽子にを当て軽く前に傾ける・一瞬だけ持ち上げ掲げるという方法がある。女性の場合、帽子は正装の一部と見做されている為この挨拶をする必要は無く、小さくお辞儀をする・スカートをつまみ、小さく身を沈める(右脚を引いて屈む)などで十分である。

キリスト教の教会では男性は帽子を取ることが求められるが(女性は帽子を取らないのがエチケット)、シナゴーグでのユダヤ教徒やモスクでのイスラム教徒など帽子を取る必要が無い宗教もあり、帽子に対する態度は様々だが、いずれもへの敬虔さを示すという点で一致している。キリスト教徒が帽子を脱ぐのはをつくことや頭を下げることと同じ意味で、神に対する敬虔さからである。

ユダヤ教徒はタルムードにより独特のキッパーをかぶることが決められている。これも唯一神の偉大さ、人の卑小さ矮小さを、被る者に認識させるためである。

種類[編集]

Category:Hatsも参照

宗教[編集]

儀礼[編集]

制帽[編集]

軍隊[編集]

学校[編集]

その他[編集]

スポーツ[編集]

民族衣装[編集]

実用[編集]

防寒[編集]

防暑[編集]

ファッション[編集]

ヘルメット[編集]

頭巾[編集]

その他・未分類[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. 「チャッポ」「シッポ」とも発音・表記される。現在では死語に近く、方言と誤解される場合もある。
  2. トック=高い、ブランシェ=白。18世紀の名シェフアントナン・カレームが山高帽から思いついたとの説あり)
  3. トックブランシェには大体3段階の高さがあり、料理長クラスの40cm、普通のコックの30cm、そして見習いクラスの15cmで本来は髪の毛が料理に落ちるのを防ぐために被られていたものが地位の象徴となった訳である。ただ規定があるわけではなく、暗黙の了解として背の高い帽子が権威づけられている。

出典[編集]

関連項目[編集]