「国鉄185系電車」の版間の差分

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(新特急・湘南ライナーへの運用開始)
(rxy=森谷辰也=LTA:ASPELTA:DCHANCELTA:SASHOという動かせない事実。)
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'''国鉄185系電車'''(こくてつ185けいでんしゃ)は、[[日本国有鉄道]](国鉄)が[[1981年]]に運用を開始した[[特急形車両|特急形]][[直流電化|直流]][[電車]]である。国鉄で最後に製造した優等列車用電車車両でもある。
 
'''国鉄185系電車'''(こくてつ185けいでんしゃ)は、[[日本国有鉄道]](国鉄)が[[1981年]]に運用を開始した[[特急形車両|特急形]][[直流電化|直流]][[電車]]である。国鉄で最後に製造した優等列車用電車車両でもある。

2020年1月8日 (水) 04:07時点における版

[[ファイル:185系 ストライプ車.jpg|350px|thumb|185系]] [[ファイル:185系 OM車.jpg|350px|thumb|185系]] '''国鉄185系電車'''(こくてつ185けいでんしゃ)は、[[日本国有鉄道]](国鉄)が[[1981年]]に運用を開始した[[特急形車両|特急形]][[直流電化|直流]][[電車]]である。国鉄で最後に製造した優等列車用電車車両でもある。 特急形車両でありながら[[通勤]][[通学]]輸送にも対応させるという、それまでの国鉄にはなかった新しい試みのもとに設計・製造されたことが特徴で<ref name="rp838-50"/>、[[東海道本線]]で[[普通列車]]と[[急行列車]]に使用されていた<ref group="注" name="間合い">[[#伊藤170|伊藤 (1981) p.41]]に掲載の当時の153系の運用図表から、『国鉄監修 交通公社の時刻表』1981年8月号 pp.77-82で153系使用の列車を確認すると、平日ダイヤにおいて東京発の153系使用列車は22本設定されている中で急行「伊豆」は4本だけ、土曜ダイヤでは24本中急行は10本、休日ダイヤでは20本中急行は4本しかない(不定期運行の列車を除く)。このような事情から、本項では、当時東海道線で運用されていた153系に関しては「間合い運用」という語句を使用しない。</ref>[[国鉄153系電車|153系電車]]の置き換えのために登場した車両である。[[1982年]]には[[高崎線]]などで使用されていた[[国鉄165系電車|165系電車]]を置き換えるために、耐寒耐雪装備や[[碓氷峠#横軽対策|横軽対策]]<ref group="注" name="横軽">[[信越本線]]の[[横川駅 (群馬県)|横川]]と[[軽井沢駅|軽井沢]]の間を通過するために、車両側に対して講じられた対策のこと。ただし185系の場合、[[国鉄165系電車#169系|169系]]や[[国鉄485系電車#489系|489系]]のように[[国鉄EF63形電気機関車|EF63形]]と協調運転を行うものではなく、同区間はEF63形の推進のみを動力とする。</ref>を施した車両が増備され、1982年までに合計227両が製造された。 [[1987年]]の[[国鉄分割民営化|分割民営化]]時には全車両が[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)に承継され、[[1995年]]から[[2002年]]にかけて全車両が車内外のリニューアルを施され、[[特急列車]]や[[湘南ライナー]]等を中心に運用されていたが、2014年以降は編成単位で淘汰が開始されている<ref name="rf639-30"/>。 本項では以下、東海道本線については「東海道線」と表記する。また、文中で使用する編成記号については[[#編成表|編成表]]を参照。 == 登場の経緯 == 1970年代の国鉄東海道線では、「[[湘南電車]]」として親しまれた[[国鉄80系電車|80系電車]]の後継車両として導入された<ref name="rj170-39"/>153系が普通列車や急行列車「[[踊り子 (列車)|伊豆]]」に運用されていた<ref name="rj170-41"/><ref group="注" name="間合い"/>。しかし、1980年時点で東海道線に運用されていた153系197両のうち160両が製造後19年以上経過しており<ref name="rp838-10"/>、経年劣化が深刻な状況になっていた。 このため、国鉄東京南鉄道管理局では153系を置き換えるための車両の構想を立案することになった<ref name="dj286-14"/>。しかし、先に述べたように、東海道線で使用されている153系は普通列車にも運用されており<ref group="注" name="間合い"/>、車両の運用効率を向上し、置き換える車両数を抑制するためには、153系と同様に東海道線の通勤用としても使用可能にする必要があった<ref name="rj170-15"/>。この時点では特急への格上げという考えはなく、あくまで急行「伊豆」の置き換えが命題であった<ref name="dj286-14"/>。この時点で構想されていた車両仕様は、「普通列車に使用できるように両開き扉を2箇所に配置し、デッキのない転換クロスシート車」というものであった<ref name="dj286-14"/>。その後、通勤需要は考慮するものの、デッキなしでは居住性に問題があると判断され<ref name="dj286-14"/>、客用扉も片開き1,000mm幅に変更されつつ、置き換え用車両のコンセプトがまとめられていった<ref name="dj286-15"/>。 車両コンセプトがまとめられた後、営業部門から、急行「伊豆」を特急列車に格上げしたいという意向があった<ref name="rj170-15"/>。このため、新型車両は急行を特急に格上げするための車両として製造することになり<ref name="rp838-10"/>、車両のカラーリングは斬新なものを導入することになった<ref name="dj286-15"/>。 <!--ここは「1970年代の…」「このため…」「車両コンセプトが…」の3つの事象のまとめなので、段落として分けてあります--> こうして、新型車両は国鉄では初めての試みとなる「特急用としても通勤用としても使用できる車両」として登場したのが185系である。 == 車両概説 == 本節では、0番台(基本番台)登場当時の仕様を基本として、耐寒耐雪仕様など増備途上での仕様変更については個別に記述する。更新による変更については沿革で後述する。 185系は0番台(基本番台)に10両[[編成 (鉄道)|編成]]・5両編成が存在し、耐寒耐雪仕様の200番台は7両編成で組成されており、系列中に5形式が存在する。編成については、[[#編成表|編成表]]を参照のこと。 ; クハ185形 :編成両端の先頭車となる[[制御車]]で、下り向き先頭車 (T'c) が0番台・200番台(耐寒耐雪仕様)、上り向き先頭車(Tc)が100番台・300番台(耐寒耐雪仕様)。0番台・100番台が15両ずつ<ref name="rp838-23"/>、200番台・300番台が16両ずつ製造された<ref name="rp838-2324"/>。 ; モハ184形 :[[動力車|中間電動車]] (M') で、室内[[照明]]や[[冷房|冷]][[暖房|暖]]房などのサービス用補助電源装置を搭載する。0番台が31両<ref name="rp838-2223"/>、200番台が32両製造された<ref name="rp838-23"/>。 ; モハ185形 :モハ184形と電動車ユニットを構成する[[動力車|中間電動車]] (M) で、[[集電装置]]と[[主制御器|主制御装置]]を搭載する。便所・洗面所の設備は省略されている。0番台が31両<ref name="rp838-2223"/>、200番台が32両製造された<ref name="rp838-23"/>。 ; サハ185形 :編成中間に組み込まれる[[付随車]]で、便所・洗面所の設備は省略されている。0番台のみ7両製造された<ref name="rp838-24"/>。 ; サロ185形 :編成中間に組み込まれる付随車([[グリーン車]])で、乗務員室と車販準備室を備える。この形式のみ出入台は片側1箇所のみ。0番台・200番台とも16両ずつ製造された<ref name="rp838-24"/>。 === 車体 === クハ185形は車体長19,850[[ミリメートル|mm]]・全長は20,280mm、それ以外の形式は車体長19,500mm・全長20,000mmで、いずれも車体幅2,900mm・最大幅2,946mmの[[炭素鋼|普通鋼]]製車体である。車体断面はそれまでの特急形車両とは異なり、[[国鉄117系電車|117系電車]]と同様の車体断面とした。 塗装デザインについては、それまでの国鉄の特急形車両では[[クリーム4号]]をベースに[[赤2号]]の横帯を入れていた<ref name="rj170-16"/>が、185系ではそれまでの「横方向の塗り分けとする」考えから脱却し<ref name="rj170-17"/>、車体のベース色を[[クリーム10号]]とした<ref name="rj170-16"/>上で、「伊豆の木々の緑」をイメージした[[緑14号]]の帯<ref name="rj170-16"/>を右下がり60度の角度で3本配した<ref name="rj170-17"/>。帯の幅は向かって左側から1,600mm、800mm、400mmと<ref name="rp838-51"/>、幅をそれぞれ変えることによって変化をもたせ<ref name="jnr10-119"/>、軽快なイメージとした<ref name="rj170-17"/>。これは当時の国鉄としてはきわめてユニークな塗り分けであった<ref name="jnr10-119"/>。この塗装デザインのため、0番台では側面の車両番号の表示はストライプと重ならないように位置がずらされている<ref name="rp838-54"/>。200番台ではベースはクリーム10号で同一であるが、側面窓下に300mm幅で緑14号の横帯を配した<ref name="rp838-54"/>。 先頭部の形状は、それまでの特急形車両のようなボンネットタイプやドームタイプではなく<ref name="rj170-17"/>、1979年から運用されていた117系電車を基本として<ref name="rj170-17"/>、ソフトなイメージを与えるために丸みを持たせた上で<ref name="rj170-17"/>、前面窓の下には緑14号の帯を入れることで前面窓を大きく感じさせることを図った<ref name="rj170-17"/>。側面の乗務員室窓下には[[ステンレス鋼|ステンレス]]の切り文字でJNRマークを配した<ref name="rp838-54"/>。200番台ではJNRマークは緑14号の転写式シートに変更され<ref name="rp838-54"/>、位置も客室側面窓上部に変更された<ref name="rp838-54"/>。連結器上には警笛(タイフォン)が設けられているが、0番台ではメッシュであるのに対し、200番台ではカバーが設けられているのが外観上の識別点である<ref name="N22-73"/>。 車体については省力化対策の一環として、外板には耐性鋼板を使用し、外板下部400mmと戸袋部分、洗面所周り、トイレ部分などの腐食しやすい部位については、ステンレスを多用することによって腐食防止対策とした<ref name="rp838-51"/>ほか、屋根についても布張りではなくウレタン系樹脂塗料を使用した塗り屋根とし<ref name="rj170-21"/>、雨樋は強化プラスチック (FRP) 製とした<ref name="rp838-51"/>。また、乗降用ドア窓のガラスや運転席のガラスを固定する方法についても、Hゴムは使用せずに[[アルミニウム合金]]やステンレスの押え金取り付け方式、コーキングを施した<ref name="rp838-51"/>。0番台では側板の鋼体厚さは普通車が90mm・グリーン車が60mmとなっている<ref name="dj117-16"/>が、200番台では鋼体厚さを普通車では95mm・グリーン車では65mmと厚くすることで断熱効果の向上を図っている<ref name="dj117-16"/>。 === 内装 === [[File:Seat of JR 185 Original.jpg|thumb|180|リニューアル前の普通車車内(転換クロスシート装備)(1999年6月)]] 普通車の配色については、カジュアルなイメージとするため、明るい暖色系をベースとして<ref name="rj170-17"/>、天井はチェック模様<ref name="rj170-17"/>、側内張りは布目模様<ref name="rj170-1718"/>、室内妻板はコルクモザイク模様とし<ref name="rj170-18"/>、カーテンは緑の横縞模様とした<ref name="rj170-18"/>。グリーン車についてはシックなイメージとするため、側内張り・室内妻板ともにベージュと茶色の革絞模様<ref name="rj170-18"/>、窓枠と内帯はレモンゴールドとし<ref name="rj170-18"/>、カーテンはベージュを基調とした金色の波模様とした<ref name="rj170-18"/>。なお、側面窓を開閉式にしたことに伴い、それまでの特急形車両のように横引カーテンだけでは窓を開けた際に問題が生じるので、普通車・グリーン車とも巻き上げカーテンを併設した<ref name="rj170-20"/>。 出入台との仕切り扉については、それまでの車両では扉幅は820mmでありながら引き戸の把手の分を引き残すために実質的な有効開口幅は700mmであった<ref name="rj170-19"/>が、185系の普通車では戸柱部分に切り欠きを設け<ref name="rj170-19"/>、ここに把手の分が入り込むようにすることで実質有効開口幅を770mmに確保し<ref name="rj170-19"/>、乗客の流れをスムーズになるようにした<ref name="rj170-19"/>。扉自体はフットマット式スイッチを使用した自動扉である<ref name="rp838-52"/>が、客室扉上部には手動切り替えボタンが装備されていた(乗務員室からのスイッチ装置によって操作可能であった<ref name="rj170-19"/>)。 座席については、それまでの特急車両では普通車の座席に簡易リクライニングシートを採用していたが、185系では通勤電車としての使い勝手も考慮し<ref name="rj170-15"/>、こげ茶色の[[モケット]]を使用した<ref name="rj170-12"/>転換クロスシートをシートピッチ910mmで配置した<ref name="jnr10-118"/>。この座席は117系の座席と同一機構であるが<ref name="rp838-52"/>、背ずりの枕部分を分割形とし、座り心地やメンテナンス性の改善を図ったW-17形である<ref name="rp838-52"/>。グリーン車は赤色のモケットを使用したリクライニングシートで<ref name="rp838-52"/>、[[国鉄キハ183系気動車|キロ182形気動車]]に使用されているものと同じR-27B形を<ref name="rp838-52"/>、シートピッチ1,160mmで配置した<ref name="rj170-17"/>。 クハ185形・モハ184形・サロ185形には車端部に[[列車便所|トイレ]]と[[洗面器#洗面台・洗面所|化粧室]]を設けた<ref name="rj170-21"/>。便所はFRP製のユニットとしたが、完全密封タイプとして便所回りの水がユニットの外にこぼれない設計とすることで腐食防止対策の一環とした<ref name="rj170-21"/>。ただし、地上処理施設の関係から、汚物処理装置は準備工事のみであった<ref name="rp838-52"/>。200番台では妻面に換気用の小窓が設けられている<ref name="rp838-54"/>。便所は<!--この節は「登場当時の仕様」を記述するところ-->全て和式である<!--クハ185とサロ185の便所を洋式に改造したことについては沿革に出典付きで記述してあります--><ref name="rp838-52"/>。 === 主要機器 === 電装品や[[鉄道車両の台車|台車]]については、基本的には117系で採用したものをそのまま踏襲した<ref name="rj170-15"/>。 [[主電動機]]については、出力120[[ワット (単位)|kW]]のMT54D形[[直巻整流子電動機|直流直巻電動機]]を採用し<ref name="rp838-52"/>、各電動台車に2台ずつ装架した。主回路制御装置についても電動カム軸接触器式の制御装置であるCS43A形である<ref name="rp838-52"/>。[[歯車比]]は17:82 (4.82) で近郊形電車と同様とした<ref name="rp838-50"/>が、これは当時の使用線区においては最高速度が110km/hで、高速性能に重点を置いても効果が少ないことや<ref name="rj170-15"/>、通勤時の稠密なダイヤに対応するために加減速性能に余裕を持たせる<ref name="rj170-16"/>という理由が挙げられている。 [[File:JNR-185-DT32H-Bogie.jpg|260px|thumb|DT32H形台車]] [[鉄道車両の台車|台車]]は、[[動力車|動力]]台車がDT32H形<ref name="rp838-52"/>、[[付随車|付随]]台車がTR69K形で<ref name="rp838-52"/>、いずれの台車も既に117系で採用実績のある<ref name="rp838-44"/>[[空気バネ|空気ばね]]台車である。先頭台車のスロープロウは、0番台においては暖地向けとなるため装備していない<ref name="jnr10-119"/>が、200番台では設けられている<ref name="rp838-53"/>。[[鉄道のブレーキ|制動装置(ブレーキ)]]については、[[応荷重装置]]付[[発電ブレーキ]]併用[[電磁直通ブレーキ|電磁直通空気ブレーキ (SELD) ]]を採用した<ref name="rj170-21"/>。 [[集電装置]](パンタグラフ)は、菱形のPS16形をモハ185形の前位車端部<ref group="注">東海道線では東京寄り、高崎線では上野寄り。</ref>に設置した<ref name="rp838-52"/>。200番台ではばねにカバーを設けたPS16J形とした<ref name="rp838-54"/>。[[エアー・コンディショナー|冷房装置]]については、普通車では通勤時間帯を考慮し<ref name="rj170-20"/>、通勤車両と同様の[[集中式冷房装置]]である冷房能力42,000[[カロリー|kcal]]/hのAU75C形を採用した。グリーン車ではラッシュ時でも定員乗車と考え<ref name="rj170-20"/>、冷房能力28,000kcal/hのAU71C形集中式冷房装置を搭載した<ref name="rj170-20"/>。200番台の2次車{{refnest|group="注"|name="200-2次車"|新前橋電車区に新製配置された、S219+S220編成以降が該当する<ref name="rp838-12"/>。}}では、普通車の冷房装置を省エネタイプのAU75G形に変更した<ref name="rp838-54"/>。また、117系に続いて新鮮外気取入送風機を採用した<ref name="dj286-16"/>。 補助電源装置は、出力190kVAの電動発電機 (MG) であるDM106形<ref name="rp838-52"/>をモハ184形に搭載した<ref name="rj170-21"/>が、これは国鉄の電車では初採用となるブラシレスMGである<ref name="rp838-73"/>。電動空気圧縮機は0番台ではモハ184形とサハ185形<ref name="rp838-51"/>、200番台では横軽対策<ref group="注" name="横軽"/>の一環でサロ185形にも搭載された<ref name="rp838-51"/>。0番台とサロ185形200番台ではMH113B-C2000M形を<ref name="rp838-52"/>、モハ184形200番台では誘導電動機を使用したMH3075A-C2000M形を採用した<ref name="rp838-54"/>上で除湿装置を付加した<ref name="rp838-54"/>。 0番台では153系との併結を考慮し、クハ185形には本来のKE96形[[ジャンパ連結器]]のほかに、KE64形ジャンパ連結器を2つ装備した<ref name="rp838-53"/>。200番台では165系との併結に対応させ、協調継電器箱を165系用に変更した<ref name="rp838-53"/>ほか、KE64形ジャンパ連結器の線番号を変更した<ref name="rp838-53"/><ref group="注">165系のKE64形は153系のKE57A形の後継機種で互換性がある。</ref>。 === 横軽対策 === 200番台に施工された横軽対策<ref group="注" name="横軽"/>で、前述の点も含めて以下に列記する。 ; 空気ばねパンク装置:横川と軽井沢の間でEF63形電気機関車と連結した場合は、空気ばねの空気を抜く必要があるため、そのための装置を設置<ref name="rp838-53"/>。またサロ185形にも電動空気圧縮機を設置<ref name="rp838-51"/>。 ; 車掌弁増設:軽井沢側の先頭車(クハ185形200番台)に増設<ref name="rp838-53"/>。 ; 台枠と連結器周りの強化:EF63形電気機関車との連結を考慮した。 == 沿革 == === 運用開始・東海道線153系を置き換え === 1981年1月から順次入線し、[[田町車両センター|田町電車区]]に配置された。同年3月26日より、まず153系の付属編成を置き換える形で運用が開始された<ref name="rp838-35"/>が、特急形車両でありながら、初運用は普通列車であった<ref name="rp838-35"/>。急行「伊豆」に使用されたのは翌々日の同年3月28日からである<ref name="rp838-35"/>。これらの運用途上では、153系と連結して運用されることもあった<ref name="dj286-15"/>。 同年7月までに0番台の115両が出揃い、同年10月1日からはエル特急「[[踊り子 (列車)|踊り子]]」7往復と、朝夕の普通列車10往復での運用が開始された<ref name="rp838-12"/><ref group="注" name="185-1981local">[[#小榑838|小榑 (2010) p.14]]に掲載の運用表によれば、1981年10月1日ダイヤ改正時点で東海道線において185系で運用される普通列車は以下の通りである。時刻については[[#JTB8108|『国鉄監修 交通公社の時刻表』1981年8月号]]による。<br/>下り…品川4:32発沼津行き、東京6:04発熱海行き、東京7:22発伊東行き、東京8:29発平塚行き、東京17:05発国府津行き、東京18:04発熱海行き、東京18:40発伊豆急下田行き、東京20:10発国府津行き、東京23:19発平塚行き、東京23:53発小田原行き<br/>上り…小田原4:24発東京行き、平塚5:56発東京行き、小田原5:51発東京行き、国府津6:25発東京行き、沼津6:54発東京行き、熱海8:10発東京行き、平塚9:35発東京行き、伊東15:32発熱海行き、伊東17:39発東京行き、熱海21:18発東京行き</ref>が、この時点では特急「あまぎ」に使用されていた183系を「踊り子」3往復に運用していた<ref name="rp838-14"/>。また、153系の運用のうち、普通列車のみの運用については、113系が82両製造されて置き換えられている<ref name="rp838-1314"/>。 明るいカラーリングにより新鮮なイメージは、利用客に好印象を与えたが、急行の全廃により特急に乗らざるを得なくなり、実質的な値上げという意見もあった<ref name="rp838-13"/>。さらに、ピーク時間帯を外しているとはいえ、2扉クローズド[[デッキ]]車での普通列車運用は遅延を招く事態になっていた<ref name="dj314-24"/>。185系が登場した頃には、既に東海道線においては2扉デッキ付きの車両による通勤輸送は困難になっていたのである。 === 新幹線リレー号への投入と165系の置き換え === これに引き続き、高崎線で運用されていた165系を置き換えるために、1981年末から185系を63両製造することになった<ref name="rp838-15"/>。この時の車両では、置き換えの対象となる165系の運用を考慮し、耐寒耐雪装備や横軽対策<ref group="注" name="横軽"/>が施されることになり、200番台として区分されることになった<ref name="rp838-53"/>。200番台は1982年3月10日から165系の運用に投入が開始され<ref name="dj117-16"/><ref group="注">ただし置き換えられた165系は全車が用途廃止とはならず、「伊豆」の「踊り子」格上げ後も東海道本線東京口に153系のままとなっていた急行「[[東海_(列車)|東海]]」に転用され153系が廃車となった。所謂“突き出し配転”だが、東北線系統の余剰車が東海道線系統に転用されるという、[[国鉄分割民営化|JR化]]以前では非常に珍しい事例である。</ref>、急行「[[あかぎ (列車)|あかぎ]]」で運用を開始<ref name="rj551-59"/>、増備とともに急行「[[水上 (列車)|ゆけむり]]」「[[草津 (列車)|草津]]」「軽井沢」や普通列車で運用された<ref name="rj551-59"/>。また、この年の8月16日には特急「白根」4号・5号に200番台が運用されたが<ref name="dj117-18"/>、これが200番台では初の特急運用となった<ref name="dj117-18"/>。 一方、国鉄では[[東北新幹線|東北]]・[[上越新幹線]]の建設を進めていたが、[[上野駅|上野]]から[[大宮駅 (埼玉県)|大宮]]までの区間において用地買収が難航したため、「1982年春に大宮を起点とする暫定開業」を1980年12月に決定していた<ref name="rp838-15"/>。この暫定開業時には、上野と大宮の間に新幹線連絡専用の列車を運行することとなり<ref name="rp838-15"/>、この連絡列車にも185系を運用することとしたため、200番台は49両が追加製造される事になった<ref name="rp838-15"/>。このとき、[[会計検査院]]からは「東北新幹線が東京まで乗り入れた場合は185系は余剰となる」という理由で反対があったが<ref name="rp838-16"/>、「新幹線接続という一体感」のある新車による輸送サービスは最低限必要であり、新幹線開通後の185系は近距離特急に使用する予定であることを説明し、半年ほどかかって会計検査院の理解を得られたという<ref name="rp838-16"/>。ともあれ、1982年6月23日の東北新幹線開業と同時に、185系200番台を使用した「[[新幹線リレー号]]」の運行が開始された<ref name="rp838-15"/>。この時点では、「やまびこ」4往復と「あおば」6往復が設定されており、各列車に接続する運行体制であった<ref name="rp838-15"/>。 同年11月15日の上越新幹線開業からは、新幹線リレー号は28往復に増発された<ref name="rp838-17"/>。また、この時から特急「[[水上 (列車)|谷川]]」・「[[草津 (列車)|白根]]」・「[[あかぎ (列車)|あかぎ]]」<ref name="rp838-17"/>や、一部の普通列車にも運用が開始された<ref name="rp838-17"/>。普通列車運用では、[[高崎駅|高崎]]から軽井沢・中軽井沢までの[[信越本線]]普通列車運用に投入され、[[碓氷峠]]を越えていたことが特筆される<ref name="dj286-46"/><ref group="注" name="185-1982local">[[#小榑838|小榑 (2010) p.18]]に掲載の運用表によれば、1982年11月15日ダイヤ改正時点で高崎線系統において185系で運用される普通列車は、特急列車の末端区間を除くと以下の通りである。時刻については[[#JTB8211|『国鉄監修 交通公社の時刻表』1982年11月号]]による。<br/>下り…高崎20:58発軽井沢行き、新前橋9:16発前橋行き、新前橋6:32発水上行き、新前橋7:55発水上行き、長野原6:34発万座・鹿沢口行き<br/>上り…中軽井沢6:37発高崎行き、桐生18:55発高崎行き、水上7:30発新前橋行き、万座・鹿沢口20:02発長野原行き</ref>。この冬には、特急「谷川」が[[石打駅|石打]]まで延長運転される<ref name="dj117-18"/>とともに、スキー客向けの臨時特急「新雪」にも185系200番台が運用された<ref name="dj117-1819"/>。翌1983年の夏には、特急「そよかぜ」のうち51号・52号が185系200番台で運用された<ref name="dj117-19"/>。 === 新特急・湘南ライナーへの運用開始 === [[ファイル:185系 湘南色 2.jpg|200px|thumb|「[[湘南ライナー]]」充当された185系]] 1982年から1983年にかけて、田町電車区の全編成に対して循環式汚物処理装置が設置された<ref name="rp838-68"/>。 1985年3月14日に、東北・上越新幹線が上野まで延伸開業したことに伴い、「新幹線リレー号」は廃止されることになった<ref name="rp838-17"/>。これに伴い、それまで「新幹線リレー号」に使用されていた185系は、上野発着の急行の特急格上げに使用されることになった<ref name="rp838-17"/>。この時に、東北本線・高崎線の特急のうち、首都圏近郊を運行範囲とする特急については「[[新特急]]」を冠する愛称に変更され<ref name="rp838-17"/>、高崎線系統では「[[水上 (列車)|新特急谷川]]」「[[草津 (列車)|新特急草津]]」「[[あかぎ (列車)|新特急あかぎ]]」、東北本線系統では「[[とちぎ (列車)|新特急なすの]]」の運行が開始された<ref name="rp838-17"/>。 また、余剰となった200番台のうち4編成は新前橋電車区から田町電車区に転属となり<ref name="rp838-35"/>、それまで「踊り子」の一部に使用されていた183系を置き換えた<ref name="rj551-59"/>。置き換えられた183系は長野運転所へ転属した<ref name="rp838-19"/>。このときに田町電車区に転属した4編成のうち、1編成は転属前に斜めストライプ塗装に変更された<ref name="dj286-45"/><ref group="注" name="転属車">側面の[[鉄道の車両番号|車両番号]]の表記位置は0番台がストライプを避けて中央より左側にずらしているのに対し、モハ184形を除く200番台では中央に表記される関係で、田町へ転出した編成が斜めストライプに変更されると、車両番号表記とストライプが重なることとなった。特にモハ185形は車両番号表記が完全にストライプにかかっていた。</ref>が、その他の3編成は横帯1本の塗装のままで使用され<ref name="dj286-45"/>、順次0番台と同様の斜めストライプに変更された<ref name="dj286-45"/><ref group="注" name="転属車"/>。これによって、「踊り子」は全列車が185系によって運行されることになった<ref name="rp838-19"/>。それまでクロ157を使用したお召し列車は田町電車区の183系が使用されていたが、田町電車区から183系が転出したことに伴い、185系がクロ157と連結して運用されることになった<ref name="dj286-47"/>。1986年1月からは、スキー客専用列車「シュプール号」の運行が開始されたが、このうち「シュプール上越号」には田町電車区の185系B編成が運用された<ref name="dj117-20"/>。 1986年11月1日のダイヤ改正では、着席通勤を目的とした列車として「湘南ライナー」の運行が開始され、田町電車区の185系が運用されるようになった。「湘南ライナー」はその後も順次増発されたが、その一方で朝夕の普通列車運用は減少し、特に夕方の下り列車での運用は「湘南ライナー」に置き換えられて消滅した<ref name="dj87-11"/>。1987年秋からは、新前橋電車区の185系を使用して、前橋から伊豆急下田まで直通する特急「モントレー踊り子」が土休日に運行開始された<ref name="dj117-20"/>{{refnest|group="注"|特急「モントレー踊り子」は土曜日の前橋発伊豆急下田行きと日曜日の伊東発前橋行きで運行された<ref name="dj117-20"/>。}}が、この運用の間合いを利用して、東京と伊東を結ぶエル特急「踊り子」91号・92号にも運用された。 === 分割民営化後の運用拡大 === 1988年3月13日のダイヤ改正では、「新特急なすの」のうち4往復が廃止されたことに伴い「踊り子」増発用に転用されることになり<ref name="dj46-81"/>、1988年3月11日付で7両編成×1編成が新前橋電車区から田町電車区へ転属した<ref name="rp838-2324"/>。その一方、このダイヤ改正からは、上越新幹線と連絡して高崎と[[長野駅|長野]]を結ぶ[[快速列車]]「信州リレー号」の運行が開始されることになった<ref name="dj46-86"/>。この列車は上越新幹線と乗り継ぐことで、長野から東京への日帰り滞在時間を1時間50分ほど拡大する目的で設定されたもので<ref name="dj46-86"/>、これに新前橋電車区の185系が運用されることになった<ref name="dj46-86"/><ref group="注" name="185-1991local2">[[#奥山87|奥山 (1991) p.18]]によれば、1991年3月16日ダイヤ改正時点で高崎線系統において185系で運用される普通列車は、新特急の末端区間を除くと以下の通りである。特記のないものは7両編成でグリーン車は普通車扱い。<br/>下り…長野原6:36発万座・鹿沢口行き(グリーン車は通路扱い)、高崎6:20発桐生行き、高崎8:00発新前橋行き、高崎9:02発前橋行き(グリーン車は通路扱い)、高崎21:54発長野行き快速「信州リレー号」<br/>上り…長野5:25発高崎行き快速「信州リレー号」、籠原5:27発上野行き(14両編成)、桐生7:12発高崎行き、前橋21:10発高崎行き</ref>。1990年冬の運行を最後に「モントレー踊り子」は廃止された<ref name="dj117-20"/>。 1990年3月10日のダイヤ改正では、「湘南新宿ライナー」の増発が行われ、田町電車区の185系B編成が運用されるようになった。東北本線の「新特急なすの」が1往復を除いて快速列車に格下げとなったため<ref name="rj286-97"/>、7両編成×2編成が新前橋電車区から田町電車区へ転属した<ref name="rj286-97"/>。残った1往復は新宿発着となり、田町電車区の185系による運行に変更されている<ref name="dj117-21"/>。この年の春には、臨時快速列車「ホリデーむさしの」が新設され、田町電車区の185系B編成が運用された<ref name="dj117-21"/>が、この運用の最後には高尾から新宿までの臨時快速列車としても運用された<ref name="dj117-21"/>。臨時快速列車「ホリデーむさしの」は、この年の秋以降は富士急行線の河口湖まで運行区間が延長されると同時に167系に置き換えられた<ref name="dj117-21"/>。1990年8月7日に運行された特急「そよかぜ91号」と、同年8月12日に運行された特急「そよかぜ92号」は田町電車区の185系B編成によって運行された<ref name="dj117-21"/>が、この列車で特筆すべき点は、グリーン車に天皇と皇后が乗車した「お召し列車」でありながら<ref name="dj117-21"/>、グリーン車以外は一般乗客も利用可能な通常の臨時特急という運行形態であった<ref name="dj117-21"/>ことが挙げられる。なお、クロ157形との公式本線運転は[[1993年]][[5月13日]]を最後に行われていない。 田町電車区の185系のうち、B編成については1989年度に中央東線の狭小トンネルに対応したPS24形集電装置に<ref name="rp838-68"/>、A6編成については1990年度にPS24形集電装置に<ref name="rp838-68"/>、C編成については1990年度に追従性の向上を図ったPS21形集電装置への交換が行われた<ref name="rp838-68"/>。 1990年の1月から2月にかけて運行された臨時特急「かいじ」191号・192号には、田町電車区の185系B編成が運用された<ref name="dj117-21"/>。1991年3月16日のダイヤ改正からは、東海道線の小田原と熱海の間の区間普通列車に田町電車区の185系C編成が運用された<ref group="注" name="185-1991local">[[#奥山87|奥山 (1991) pp.10-11]]によれば、1991年3月16日ダイヤ改正時点で東海道線において185系で運用される普通列車は以下の通りである。<br/>下り…東京6:07発熱海行き(15両編成)、東京6:18発小田原行き(15両編成)、平塚7:56発熱海行き(5両編成)、東京7:24発伊東行き(東京→熱海間15両編成・熱海→伊東間10両編成)、小田原10:13発熱海行き(5両編成)、小田原12:38発熱海行き(5両編成)<br/>上り…熱海8:10発東京行き(熱海→品川間15両編成・品川→東京間10両編成)、熱海9:08発小田原行き(5両編成)、熱海11:52発小田原行き(5両編成)</ref>。これは分割併合のない列車としては唯一、付属編成が単独運用される列車であった<ref name="dj117-28"/>。一方、同年夏には、上越新幹線と連絡して運行する臨時普通列車「軽井沢リレー」の2号・3号に新前橋電車区の185系が運用された<ref name="dj117-23"/>。 1992年3月14日のダイヤ改正では、「湘南ライナー」の一部が215系に置き換えられた<ref name="dj117-21"/>一方、「新特急なすの」が上りのみ1便増発されることになった<ref name="dj117-23"/>が、これにあわせて「ホームライナー古河」も田町電車区の185系で運用されるようになった<ref name="dj117-23"/>。この年の[[ゴールデンウィーク]]には、八王子・新宿と成田空港を結ぶ臨時特急「ウイング」が田町電車区の185系B編成によって運行された<ref name="dj117-23"/>ほか、同年秋からは新宿と日光を結ぶ特急「日光」の運行が開始され、157系と同様のヘッドマークを装着した田町電車区の185系B編成が使用された<ref name="dj117-23"/>。1993年1月からは「シュプール白馬号」のうち3号・4号に田町電車区の185系B編成が運用された<ref name="dj117-29"/>。 1993年の夏からは、高崎地区から日本海側へ向かう海水浴利用者のために運行された臨時快速列車「[[マリンブルーくじらなみ号|青海川]]」の1・2号に、新前橋電車区の185系が運用されるようになり、185系では初めて日本海沿岸を運行する列車となった<ref name="dj117-23"/>。同年12月1日のダイヤ改正からは、新宿発着の「新特急ホームタウン高崎」「新特急あかぎ」が設定され<ref name="dj117-22"/>、田町電車区の185系A編成が使用されるようになった<ref name="dj117-28"/>。一方で、東海道線の田町電車区の185系C編成が使用されていた普通列車運用は他の形式への変更や廃止が行なわれたため<ref name="dj117-28"/>、C編成単独の分割併合のない列車への運用は消滅した<ref name="dj117-28"/>。また、1993年から1994年にかけて、田町電車区のクハ185形とサロ185形については便所が洋式に変更された<ref name="rp838-55"/>。この年の「シュプール号」では、「シュプール上越号」のうち2号・3号が田町電車区の185系B編成からグリーン車をはずした6両編成で運行された<ref name="dj117-29"/>が、この年から新設された「シュプール草津・万座」には新前橋電車区の185系が運用されることになった<ref name="dj117-29"/>。この2列車は大船と新前橋の間を連結して運行する設定となった<ref name="dj117-29"/>が、田町電車区の185系と新前橋電車区の185系が連結する運用はこれが初めてである<ref name="dj117-29"/><ref group="注" name="チタシマ連結">この列車は品川経由で運行され、その際に進行方法が変わるため、通常は逆向きとなる田町電車区配置車と新前橋電車区配置車の向きが揃う。</ref>。 === シュプール号「フルフル」 === 1994年度はスキー専用列車「シュプール号」の運行開始から10周年となるため、これを記念して「シュプール号」に特別塗装車両を導入することになり<ref name="rj340-108"/>。新前橋電車区のS201+S202編成とS215+S216編成の2編成が特別塗装車両に選ばれた<ref name="rj342-93"/>。この特別塗装は[[ジョン・シェリー]]が原画を担当し<ref name="rj342-93"/>、「列車に乗り込むときから少しでも気分が盛り上がる楽しい列車」になることをねらい、ブルーとホワイトのツートンカラーをベースに、動物たちと人間が一緒にスキーを楽しむというイラストが描かれたものであった<ref name="rj342-93"/>。「雪よ、降れ!」という願いと、また冬や雪への気持ちを「いっぱい」 (="full") 乗せて走る列車という意味を込めて「フルフル」と命名された<ref name="rj340-108"/>。 この2編成は、1995年1月6日から同年3月27日まで、グリーン車を外した6両編成で<ref name="rj342-93"/>、「シュプール上越3号・2号」と「シュプール草津・万座」に限定運用された<ref name="rj340-108"/>。「シュプール号」運行終了後は、5月までそのままの色でグリーン車を組み込んだ7両編成で通常運用に入った<ref name="rj342-93"/>。 === リニューアル === [[ファイル:JNR185 車内.jpg|250px|thumb|1995年以降リニューアルの普通車座席]] 1995年9月から1996年11月にかけて、新前橋電車区の200番台についてリニューアル工事が行われた<ref name="rp838-72"/>。この工事では、普通車の座席を回転式リクライニングシートに変更し、より特急形らしい設備とした<ref name="rp614-76"/>ほか、化粧板の交換や床の塗り床加工、客室ドアをフットマット式からセンサー式へ交換されるなどの改装も行われた。<ref name="rj350-84"/>。また、外部塗装デザインも、クリーム色をベースに上毛三山をモチーフとした黄色・グレー・赤色のブロックパターンを配したものとした<ref name="rp838-54"/>ほか、側面に "EXPRESS 185" のロゴが入っていることが特徴である<ref name="rp838-7"/>。1997年にはグリーン車の座席も交換された<ref name="rp838-72"/>。 一方、首都圏では1989年以降に土休日のみ運行の「ホリデー快速」が運行されていた<ref name="rj350-103"/>が、1995年10月から11月の土休日では初めて「ホリデー特急」が運行された<ref name="rj350-103"/>。これは大船と奥多摩を結ぶ「ホリデー特急おくたま号」・奥多摩と逗子を結ぶ「ホリデー特急かまくら号」・鎌倉と高尾を結ぶ「ホリデー特急たかお」の3列車が設定され<ref name="rj350-103"/>、いずれも田町電車区の185系5両編成が使用された<ref name="rj350-103"/>。ヘッドマークは「特急」という文字が入ったものを表示した<ref name="rj350-103"/>。同年12月1日のダイヤ改正では、東北新幹線の列車名に「なすの」が新設されることに伴い、田町電車区の185系を使用していた「新特急なすの」は「ホームタウンとちぎ」「おはようとちぎ」に列車名が変更された<ref name="rj350-101"/>。 1996年には横浜から横浜線経由で中央東線へ直通する臨時特急「はまかいじ」へ運用するため<ref name="dj286-20"/>、田町電車区のB3・B4・B5編成については[[京浜東北線]]・[[根岸線]]への入線に対応したATC装置の取り付け改造が行われた<ref name="dj286-20"/>。この改造により、該当編成のクハ185形は定員が4名減少した。 1997年9月30日限りで信越本線の横川と軽井沢の区間は廃止となった<ref name="rp646-5"/>が、廃止直前まで高崎と軽井沢を結ぶ普通列車として185系が運用され、185系は定期普通列車では最後に碓氷峠を越えた形式となり<ref name="rm171-10"/>{{refnest|group="注"|name="横軽970930"|なお、碓氷峠を越えた最後の普通列車となったのは、軽井沢発高崎行き臨時普通列車の165系である<ref name="rj374-24"/>。}}、その折り返しに設定された臨時回送列車に使用された185系が最後に碓氷峠を越えた旅客車両となった<ref name="rm171-11"/>。 なお、153系・165系との連結に対応して設置されていたKE64形ジャンパ連結器については、0番台については全て撤去し<ref name="rp838-70"/>、200番台については栓受けのみ残している<ref name="rp838-70"/><ref name="rp838-72"/>。また、転落防止用外幌の設置については、田町電車区の車両については2002年に<ref name="rp838-69"/>、新前橋電車区の車両については2004年に行われている<ref name="rp838-72"/>。[[1996年]]から[[1999年]]にかけて、全編成の先頭車前面の列車番号表示器が[[発光ダイオード|LED]]式に変更された<ref name="rp838-69"/><ref name="rp838-72"/>。 1998年には田町電車区のサロ185形について、バケットタイプの座席への交換が行われた<ref name="dj286-21"/>。また、翌1999年から2002年にかけて、田町電車区の185系においてもリニューアル工事が行われ、普通車の座席がリクライニングシートに交換された<ref name="rp838-69"/>ほか、化粧板の交換などが行われ<ref name="rp838-69"/>、普通車の仕切り扉はマットスイッチ式からセンサー式に変更された<ref name="dj286-22"/>。また、外部塗装デザインは湘南色をあしらったブロックパターンへ変更された<ref name="dj286-21"/>。 2004年10月15日限りで、高崎線で上り1本だけ残っていた普通列車運用から185系は外れた。その後、JR東日本の車両の検査体制の見直しに伴い<ref name="rj477-109"/>、高崎車両センター{{refnest|group="注"|2005年12月10日に新前橋電車区から改称<ref name="dj314-24"/>。}}に配置されていた185系は、全車両が2006年3月18日付けで、[[大宮総合車両センター]]へ転属となった<ref name="rj477-109"/>。この転属後、高崎と横川の間に設定されていた間合い運用の普通列車は185系の運用ではなくなり<ref name="dj286-24"/>、以後185系の普通列車は通勤ライナーを除けば東京7:24発の伊東行き(列車番号521M)1本だけとなった<ref name="dj286-44"/>。<!--伊東行きがなくなることはすでに下の「普通列車運用から撤退」の節で書いてあります--この伊東行き普通列車も、来春のダイヤ改正で廃止される模様。--> === リバイバル塗色 === [[ファイル:185系 湘南色.jpg|250px|thumb|湘南色]] 2010年9月、吾妻線の優等列車の愛称である「草津」が1960年の運行開始から50周年となること(「草津」の愛称は、長野原線当時の準急列車に初めて冠されたもの)を記念し<ref name="rj551-60"/>、大宮車両センター配置のOM03編成が80系電車を模した[[黄かん色]]と[[緑2号]]のツートンカラー(湘南色)に塗装変更された<ref name="rj551-60"/>。また、2011年には特急「踊り子」の運転開始30周年記念として、7月14日に全般検査を出場した田町車両センター{{refnest|group="注"|2004年6月1日に田町電車区から改称<ref name="dj314-24"/>。}}配置のA8編成が、登場当時の斜めストライプ塗装に変更されて登場した<ref name="rf606-21"/>。 この時点で、既に「157系の塗装<ref group="注">クリーム4号をベースカラーとして赤2号の帯が入るが、正面上下に廻り込んだ赤帯などの意匠が183系や485系などと大きく異なる。</ref>に変更」という構想はあった<ref name="rf614-93"/>が、「群馬県ディスティネーションキャンペーン」の開催などのイベントが相次いでいたためその余裕はなく<ref name="rf614-93"/>、実現は2012年に入ってからとなった。キャンペーン終了後に話題性のある列車設定が発案され<ref name="rf614-93"/>、2012年2月29日に大宮車両センターOM08編成が157系と同様の塗装に変更された上で全般検査から出場して運用開始<ref name="rf614-180"/>、3月3日に運行された臨時特急「上州踊り子」「あまぎ」にも使用された<ref name="rf613-194"/>。この年の6月には、田町車両センターのC1編成が斜めストライプ塗装に復元され<ref name="rf617-170"/>、同年6月23日より運用を開始した<ref name="rf617-170"/>。 ===田町車両センターの廃止と淘汰開始 === [[2013年]]3月16日のダイヤ改正では、田町車両センターに配置されている車両がすべて大宮総合車両センターに転属した<ref name="rj561-89"/>。これと同時に、改正前から大宮総合車両センターに所属の編成については、グリーン車の連結位置が田町車両センターに配置されていた車両に合わせて変更された<ref name="rj561-92"/><ref group="注">田町所属編成と同じ位置の4号車(11号車)となった。</ref>ほか、方向転換を順次実施して車両の向きを揃えた<ref name="rj561-92"/>。なお、編成番号については転属後も変更されていない<ref name="rj561-91"/>。このダイヤ改正以後、OM編成とB編成は共通運用されるようになった<ref name="rj561-92"/>。また、このダイヤ改正では、朝方に東海道線で残っていた185系の伊東行き普通列車の運用が途中の熱海までE231系に置き換えられ<ref name="rj557-82"/>、普通列車運用は熱海-伊東間に縮小された<ref name="rj561-91"/>。また、車両の[[回送]]ルートに[[武蔵野線]]が使用されるようになった<ref name="rj561-93"/>。 なお、このダイヤ改正の前後から編成の組み替えが頻繁に行われている。まずOM編成では前述の方向転換の他に、湘南色となっていたOM03編成がB編成と同様の塗装デザインに変更されると同時に、グリーン車を抜き取り6両編成となった<ref name="rj561-91"/><ref name="dj353-14"/>。B編成では、B1編成を除いて全ての編成からグリーン車が抜き取られ、このうちB2編成はB7編成からモハ185・184-231のユニットを加えて8両編成となり、またB7編成は4両編成となった<ref name="dj353-14"/>。C編成では、C7編成がサハ185-7を抜き取って4両編成となった。なお、サハ185-7は[[長野総合車両センター]]へ配給回送された<ref name="rj561-93"/>後、2013年4月1日付で廃車となり<ref name="rf639-f39"/>、本系列で初の廃車車両となった<ref name="dj353-14"/>ほか、B編成から外されたグリーン車は同年7月24日付・10月9日付の2回に分けて廃車となった<ref name="rf639-f39"/>。これらの動きは各種団体列車や波動輸送に使用されている同社の183系を置き換えるものと一部雑誌等で報じられており、実際に快速「[[ムーンライトながら]]」は2013-2014年冬季から185系で運用されるようになった<ref name="rf639-30"/>。2014年4月にはA8編成・C1編成に続いてB7編成がストライプ塗装に復元された<ref name="rf185-B7">[http://railf.jp/news/2014/05/17/204500.html 185系復元塗装編成が日光線に入線] railf.jp 2014年5月17日配信</ref>。 2012年6月末時点では置き換え計画は未定とされていた<ref name="rj551-63"/>185系であるが、2014年3月15日のダイヤ改正では、高崎線系統の特急が新宿発着の1往復を除いて[[JR東日本651系電車|651系]]に置き換えられた<ref name="rf639-20"/>ことにより、7両編成の特急運用が消滅した<ref name="rf639-22"/>ほか、最後まで残っていた伊東線の普通列車運用も消滅した<ref name="rf639-21"/>。これを受けて編成単位で廃車が開始され<ref name="rf639-30"/>、2014年5月13日付でB1編成が廃車になったことによって、グリーン車を組み込んだB編成は消滅した<ref name="rj575-115"/>。一方、同年8月1日からは同年度末に開業予定の[[上野東京ライン]]の[[試運転]]に185系も使用され<ref name="rj576-114"/>、同年8月2日・3日の試運転においてはOM06編成の編成の一部を組み込んで10両編成としたOM07編成が使用された<ref name="rj576-114"/>。 == 編成表 == 下記の編成表では、臨時列車に運用する際に行われる編成変更(たとえば「シュプール号」に運用される際にグリーン車をはずした6両編成で運行した事例など)については、細かく記載しない。 ; 凡例 : Tc …[[制御車]]、M …[[動力車|電動車]]、T…[[付随車]]、Ts…[[グリーン車]]、CON…[[主制御器|制御装置]]、MG…[[電動発電機]]、CP…[[圧縮機|電動空気圧縮機]]、PT…[[集電装置|パンタグラフ]]<br/>乗…乗務員室、販…車内販売準備室、WC…[[列車便所|トイレ]]・[[洗面器#洗面台・洗面所|洗面所]] === 0番台 === 0番台は全て田町電車区→田町車両センターに配置されていたが、2013年3月のダイヤ改正で大宮総合車両センターに移籍した<ref name="rj561-89"/>。なお、下記の編成表は2013年3月16日時点のものである。 ==== 10両編成(基本編成) ==== {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;" |- |style="border-bottom:solid 3px #246029; background-color:#E7E7E8;"|  |style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="10"|{{TrainDirection|[[東京駅|東京]]・[[新宿駅|新宿]]|[[小田原駅|小田原]]・[[伊豆急下田駅|伊豆急下田]]}} !style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="2"|備考 |- !号車 | 10 || 9 || 8 || 7 || 6 || 5 || 4 || 3 || 2 || 1 !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|編成記号<ref name="JRR86-30"/> !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|特記事項 |- !形式 | '''クハ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''サロ185''' || '''サロ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''クハ185''' |- !style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|区分 |style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Tc ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Ts ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Ts ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Tc' |- ! rowspan="8" |車両番号<ref name="JRR86-30"/> |101||1||1||2||2||1||2||3||3||1||A1||   |- |103||5||5||6||6||3||4||7||7|||3||A2||   |- |105||9||9||10||10||5||6||11||11||5||A3||   |- |107||13||13||14||14||7||8||15||15||7||A4||   |- |108||16||16||17||17||9||10||18||18||8||A5||   |- |111||21||21||22||22||11||12||23||23||11||A6|| サロ185-11は一部固定窓<ref name="rp838-70"/>{{refnest|group="注"|name="サロ固定窓AB"|中央部の5列分(4列 - 8列)の窓が固定窓となっている<ref name="rp838-70"/>。}} |- |114||26||26||27||27||13||14||28||28||14||A7|| 列車巡回ビデオ装備編成<ref name="rp838-68"/> |- |115||29||29||30||30||15||16||31||31||15||A8|| 斜めストライプ塗装{{refnest|group="注"|name="斜めA8"|2011年7月の全般検査において塗装変更<ref name="rf606-21"/>。}} |- !搭載機器 |   || CON,PT || MG,CP || CON,PT || MG,CP ||   ||   || CON,PT || MG,CP ||   ||colspan="3" |  |- !style="border-bottom:solid 3px #246029;"|自重<ref name="rp838-68"/><br/><small>()内は新製当時</small> |style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 36.6t<br/>{{refnest|group="注"|name="巡回チタ"|列車巡回ビデオ装備のクハ185は36.7t<ref name="rp838-68"/>。}}<br/><small>(36.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 43.7t<br/><small>(43.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 44.6t<br/><small>(44.1t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 43.7t<br/><small>(43.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 44.6t<br/><small>(44.1t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 34.0t<br/>{{refnest|group="注"|name="Ts1516"|サロ185-11・12の現車標記は34.1t<ref name="rp838-68"/>。}}||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 34.0t<br/><ref group="注" name="Ts1516"/> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 43.7t<br/><small>(43.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 44.6t<br/><small>(44.1t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 36.6t<br/><ref group="注" name="巡回チタ"/><br/><small>(36.2t)</small> ||colspan="3" style="border-bottom:solid 3px #246029;"|  |- !車内設備 | 乗,WC ||   || WC ||   || WC || 乗,販,WC || 乗,販,WC ||   || WC || 乗,WC ||colspan="3" |  |- !定員<ref name="rp838-68"/> | 56 || 68 || 64 || 68 || 64 || 48 || 48 || 68 || 64 || 56 ||colspan="3"|  |} ==== 5両編成(付属編成) ==== {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;" |- |style="border-bottom:solid 3px #246029; background-color:#E7E7E8;"|  |style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="5"|{{TrainDirection|[[東京駅|東京]]・[[新宿駅|新宿]]|[[小田原駅|小田原]]・[[修善寺駅|修善寺]]}} !style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="2"|備考 |- !号車 | 15 || 14 || 13 || 12 || 11 !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|編成記号<ref name="JRR86-30"/> !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|特記事項 |- !形式 | '''クハ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''サハ185''' || '''クハ185''' |- !style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|区分 |style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Tc ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| T ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| T'c |- ! rowspan="7" |車両番号<ref name="JRR86-30"/> ||102||4||4||1||2||C1||斜めストライプ塗装{{refnest|group="注"|name="斜めC1"|2012年6月に塗装変更<ref name="rf617-170"/>。}} |- ||104||8||8||2||4||C2||  |- ||106||12||12||3||6||C3||  |- ||109||19||19||4||9||C4||  |- ||110||20||20||5||10||C5||  |- ||112||24||24||6||12||C6||  |- ||113||25||25|| style="background-color: #E4E4E4;"|7||13||C7||サハ185-7は2013年4月1日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- !搭載機器 |   || CON,PT || MG,CP || CP ||  ||colspan="3" |  |- !style="border-bottom:solid 3px #246029;"|自重<ref name="rp838-68"/><br/><small>()内は新製当時</small> |style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 36.6t<br/><small>(36.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 43.7t<br/><small>(43.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 44.6t<br/><small>(44.1t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 34.1t<br/><small>(33.6t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 36.6t<br/><small>(36.2t)</small> ||colspan="3" style="border-bottom:solid 3px #246029;"|  |- !車内設備 | 乗,WC ||   || WC ||   || 乗,WC ||colspan="3" |  |- !定員<ref name="rp838-68"/> | 56 || 68 || 64 || 68 || 56 ||colspan="3"|  |} === 200番台 === ==== 2013年3月15日までの編成 ==== ===== 新前橋→大宮配置 ===== {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;" |- |style="border-bottom:solid 3px #FDBC00; background-color:#E7E7E8;"|  |style="border-bottom:solid 3px #FDBC00;" colspan="7"|{{TrainDirection|[[上野駅|上野]]・[[新宿駅|新宿]]・[[伊豆急下田駅|伊豆急下田]]|[[長野駅|長野]]・[[万座・鹿沢口駅|万座鹿沢口]]・[[越後湯沢駅|越後湯沢]]・[[黒磯駅|黒磯]]}} !style="border-bottom:solid 3px #FDBC00;" colspan="3"|備考 |- !号車 | 1<br/> (8) || 2<br/> (9) || 3<br/> (10) || 4<br/> (11) || 5<br/> (12) || 6<br/> (13) || 7<br/> (14) !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #009786;"|編成記号<br/><small>(新前橋)</small><br/>{{refnest|group="注"|name="転属大宮"|2006年3月18日付で高崎車両センターに配置されていた車両は全車両が大宮総合車両センターに転属<ref name="rp838-2324"/>。}} !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #009786;"|編成記号<br/><small>(大宮)</small><br/><ref group="注" name="転属大宮"/> !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #009786;"|特記事項 |- !形式 | '''クハ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''サロ185''' || '''クハ185''' |- !style="border-bottom:solid 3px #009786;"|区分 |style="border-bottom:solid 3px #009786;"| Tc ||style="border-bottom:solid 3px #009786;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #009786;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #009786;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #009786;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #009786;"| Ts ||style="border-bottom:solid 3px #009786;"| T'c |- ! rowspan="16" |車両番号 |301||201||201||202||202||201||201|| S201+S202||OM01||フルフル{{refnest|group="注"|name="フルフル2"|1994年12月27日から1995年5月25日までサロ185を除いて「フルフル」色に変更<ref name="rp838-72"/>。}} |- |302||203||203||204||204||202||202|| S203+S204||OM02||  |- |303||205||205||206||206||203||203|| S205+S206||colspan="2"|田町へ転属{{refnest|group="注"|name="転属850313"|1985年3月13日付で新前橋電車区から田町電車区に転属<ref name="rp838-2324"/>。}} |- |304||207||207||208||208||204||204|| S207+S208||colspan="2"|田町へ転属{{refnest|group="注"|name="転属850310"|1985年3月10日付で新前橋電車区から田町電車区に転属<ref name="rp838-2324"/>。}} |- |305||209||209||210||210||205||205|| S209+S210||colspan="2"|田町へ転属{{refnest|group="注"|name="転属850315"|1985年3月15日付で新前橋電車区から田町電車区に転属<ref name="rp838-2324"/>。}} |- |306||211||211||212||212||206||206|| S211+S212||OM03||湘南色 |- |307||213||213||214||214||207||207|| S213+S214||colspan="2"|田町へ転属{{refnest|group="注"|name="転属900310"|1990年3月10日付で新前橋電車区から田町電車区に転属<ref name="rp838-2324"/>。}} |- |308||215||215||216||216||208||208|| S215+S216||OM04||フルフル{{refnest|group="注"|name="フルフル1"|1994年12月26日から1995年6月23日まで「フルフル」色に変更<ref name="rp838-72"/>。}}<br/>列車巡回ビデオ装備編成<ref name="rp838-68"/><br/>サロ185-208は一部固定窓<ref name="rp838-74"/>{{refnest|group="注"|name="サロ固定窓OM"|中央部の5列分の窓が固定窓となっている<ref name="rp838-74"/>。}} |- |309||217||217||218||218||209||209|| S217+S218||OM05||  |- |310||219||219||220||220||210||210|| S219+S220||colspan="2"|田町へ転属{{refnest|group="注"|name="転属880311"|1988年3月11日付で新前橋電車区から田町電車区に転属<ref name="rp838-2324"/>。}} |- |311||221||221||222||222||211||211|| S221+S222||OM06||  |- |312||223||223||224||224||212||212|| S223+S224||colspan="2"|田町へ転属<ref group="注" name="転属900310"/> |- |313||225||225||226||226||213||213|| S225+S226||OM07||  |- |314||227||227||228||228||214||214|| S227+S228||OM08||157系色{{refnest|group="注"|name="157系色"|2012年3月3日から運用開始<ref name="rf613-194"/>。}} |- |315||229||229||230||230||215||215|| S229+S230||OM09||  |- |316||231||231||232||232||216||216|| S231+S232||colspan="2"|田町へ転属<ref group="注" name="転属850315"/> |- !搭載機器 |   || CON,PT || MG,CP || CON,PT || MG,CP || CP ||  ||colspan="3" |  |- !style="border-bottom:solid 3px #C32829;"|自重<ref name="rp838-68"/><br/><small>()内は新製当時</small> |style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 37.0t<br/>{{refnest|group="注"|name="巡回OM"|列車巡回ビデオ装備のクハ185は37.1t<ref name="rp838-68"/>。}}<br/><small>(36.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 43.8t<br/><small>(43.3t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 44.7t<br/><small>(44.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 43.8t<br/><small>(43.3t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 44.7t<br/><small>(44.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 34.0t ||style="border-bottom:solid 3px #C32829;"| 37.0t<br/><ref group="注" name="巡回OM"/><br/><small>(36.2t)</small> ||colspan="3" style="border-bottom:solid 3px #C32829;"|  |- !車内設備 | 乗,WC ||   || WC ||   || WC || 乗,販,WC || 乗,WC ||colspan="3" |  |- !定員<ref name="rp838-68"/> | 56 || 68 || 64 || 68 || 64 || 48 || 56 ||colspan="3"|  |} ===== 田町配置 ===== 下記の編成はすべて2013年3月のダイヤ改正で大宮総合車両センターに移籍した<ref name="rj561-89"/>。 {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;" |- |style="border-bottom:solid 3px #246029; background-color:#E7E7E8;"|  |style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="7"|{{TrainDirection|[[東京駅|東京]]・[[新宿駅|新宿]]・[[松本駅|松本]]|[[横浜駅|横浜]]・[[伊豆急下田駅|伊豆急下田]]}} !style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="2"|備考 |- !号車 | 7 || 6 || 5 || 4 || 3 || 2 || 1 !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|編成記号 !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|特記事項 |- !形式 | '''クハ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''サロ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''クハ185''' |- !style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|区分 |style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Tc ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Ts ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| T'c |- ! rowspan="7" |車両番号 |303||205||205||203||206||206||203||B1||新前橋から転属<ref group="注" name="転属850313"/><br/>サロ185-203は一部固定窓<ref name="rp838-70"/><ref group="注" name="サロ固定窓AB"/> |- |304||207||207||204||208||208||204||B2||新前橋から転属<ref group="注" name="転属850310"/> |- |305||209||209||205||210||210||205||B3||新前橋から転属<ref group="注" name="転属850315"/><br/>ATC搭載{{refnest|group="注"|name="ATC-B3"|1996年8月24日付でATC取付<ref name="rp838-24"/>、2006年1月から2007年3月の間にD-ATCに交換<ref name="rp838-69"/>。}} |- |307||213||213||207||214||214||207||B4||新前橋から転属<ref group="注" name="転属900310"/><br/>ATC搭載{{refnest|group="注"|name="ATC-B4"|1996年3月27日付でATC取付<ref name="rp838-24"/>、2006年1月から2007年3月の間にD-ATCに交換<ref name="rp838-69"/>。}} |- |310||219||219||210||220||220||210||B5||新前橋から転属<ref group="注" name="転属880311"/><br/>ATC搭載{{refnest|group="注"|name="ATC-B5"|1996年6月11日付でATC取付<ref name="rp838-24"/>、2006年1月から2007年3月の間にD-ATCに交換<ref name="rp838-69"/>。}} |- |312||223||223||212||224||224||212||B6||新前橋から転属<ref group="注" name="転属900310"/> |- |316||231||231||216||232||232||216||B7||新前橋から転属<ref group="注" name="転属850315"/><br/>クロ157-1連結対応<ref name="rp838-70"/> |- !搭載機器 |   || CON,PT || MG,CP || CP || CON,PT || MG,CP ||  ||colspan="3" |  |- !style="border-bottom:solid 3px #246029;"|自重<ref name="rp838-68"/><br/><small>()内は新製当時</small> |style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 36.6t<br/>{{refnest|group="注"|name="ATC-1"|ATC装備のクハ185は37.9t<ref name="rp838-68"/>。}}<br/><small>(36.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 43.8t<br/><small>(43.3t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 44.7t<br/><small>(44.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 34.0t ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 43.8t<br/><small>(43.3t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 44.7t<br/><small>(44.2t)</small> ||style="border-bottom:solid 3px #246029;"| 36.6t<br/><ref group="注" name="ATC-1"/><br/><small>(36.2t)</small> ||colspan="3" style="border-bottom:solid 3px #246029;"|  |- !車内設備 | 乗,WC ||   || WC || 乗,販,WC ||   || WC || 乗,WC ||colspan="3" |  |- !定員<ref name="rp838-68"/> | 56<br/>{{refnest|group="注"|name="ATC-2"|ATC装備のクハ185は定員52名<ref name="rp838-68"/>。}} || 68 || 64 || 48 || 68 || 64 || 56<br/><ref group="注" name="ATC-2"/> ||colspan="3"|  |} ==== 2013年3月16日以降の編成 ==== 全編成、大宮総合車両センター配置<ref name="rj561-89"/>。本表では車両番号・編成番号のみ記述する。 {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;" |- |style="border-bottom:solid 3px #246029; background-color:#E7E7E8;"|  |style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="7"|{{TrainDirection|[[東京駅|東京]]・[[新宿駅|新宿]]・[[万座・鹿沢口駅|万座鹿沢口]]|[[上野駅|上野]]・[[横浜駅|横浜]]・[[伊豆急下田駅|伊豆急下田]]}} !style="border-bottom:solid 3px #246029;" colspan="2"|備考 |- !号車 | 7 || 6 || 5 || 4 || 3 || 2 || 1 !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|編成記号 !rowspan="3" style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|特記事項 |- !形式 | '''クハ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''サロ185''' || '''モハ185''' || '''モハ184''' || '''クハ185''' |- !style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"|区分 |style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Tc ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| Ts ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| M' ||style="border-bottom:solid 3px #CA6A1F;"| T'c |- ! rowspan="16" |車両番号 | style="background-color: #E4E4E4;"|301|| style="background-color: #E4E4E4;"|201|| style="background-color: #E4E4E4;"|201|| style="background-color: #E4E4E4;"|201|| style="background-color: #E4E4E4;"|202|| style="background-color: #E4E4E4;"|202|| style="background-color: #E4E4E4;"|201||OM01||2014年6月26日付で廃車<ref name="rj576-113"/> |- | style="background-color: #E4E4E4;"|302|| style="background-color: #E4E4E4;"|203|| style="background-color: #E4E4E4;"|203|| style="background-color: #E4E4E4;"|202|| style="background-color: #E4E4E4;"|204|| style="background-color: #E4E4E4;"|204|| style="background-color: #E4E4E4;"|202||OM02||2014年5月29日付で廃車<ref name="rj575-114"/> |- | style="background-color: #E4E4E4;"|303|| style="background-color: #E4E4E4;"|205|| style="background-color: #E4E4E4;"|205|| style="background-color: #E4E4E4;"|203|| style="background-color: #E4E4E4;"|206|| style="background-color: #E4E4E4;"|206|| style="background-color: #E4E4E4;"|203||B1||サロ185-203は一部固定窓<ref name="rp838-70"/><ref group="注" name="サロ固定窓AB"/><br/>2014年5月13日付で廃車<ref name="rj575-114"/> |- |304||207||207|| style="background-color: #E4E4E4;"|204||208||208||204||B2||サロ185-204は2013年7月24日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- |305||209||209|| style="background-color: #E4E4E4;"|205||210||210||205||B3||ATC搭載{{refnest|group="注"|name="ATC-B3"|1996年8月24日付でATC取付<ref name="rp838-24"/>、2006年1月から2007年3月の間にD-ATCに交換<ref name="rp838-69"/>。}}<br/>サロ185-205は2013年7月24日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- |306||211||211|| style="background-color: #E4E4E4;"|206||212||212||206||OM03||グリーン車を除いて2013年初頭に湘南色からB編成と同じ塗装に変更<ref name="rj561-91"/><br/>サロ185-206は2013年10月9日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- |307||213||213|| style="background-color: #E4E4E4;"|207||214||214||207||B4||ATC搭載{{refnest|group="注"|name="ATC-B4"|1996年3月27日付でATC取付<ref name="rp838-24"/>、2006年1月から2007年3月の間にD-ATCに交換<ref name="rp838-69"/>。}}<br/>サロ185-207は2013年7月24日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- |308||215||215||208||216||216||208||OM04||サロ185-208は一部固定窓<ref name="rp838-74"/>{{refnest|group="注"|name="サロ固定窓OM"|中央部の5列分の窓が固定窓となっている<ref name="rp838-74"/>。}} |- | style="background-color: #E4E4E4;"|309|| style="background-color: #E4E4E4;"|217|| style="background-color: #E4E4E4;"|217|| style="background-color: #E4E4E4;"|209|| style="background-color: #E4E4E4;"|218|| style="background-color: #E4E4E4;"|218|| style="background-color: #E4E4E4;"|209||OM05||2014年5月22日付で廃車<ref name="rj575-114"/> |- |310||219||219|| style="background-color: #E4E4E4;"|210||220||220||210||B5||ATC搭載{{refnest|group="注"|name="ATC-B5"|1996年6月11日付でATC取付<ref name="rp838-24"/>、2006年1月から2007年3月の間にD-ATCに交換<ref name="rp838-69"/>。}}<br/>サロ185-210は2013年10月9日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- | style="background-color: #E4E4E4;"|311||221||221||211|| style="background-color: #E4E4E4;"|222|| style="background-color: #E4E4E4;"|222|| style="background-color: #E4E4E4;"|211||OM06||クハ185-211・クハ185-311・モハ184-222・モハ185-222の4両は2014年6月20日付で廃車<ref name="rj576-113"/> |- |312||223||223|| style="background-color: #E4E4E4;"|212||224||224||212||B6||サロ185-212は2013年10月9日付で廃車<ref name="rf639-f39"/> |- |313||225||225||213||226||226||213||OM07||  |- |314||227||227||214||228||228||214||OM08||157系色 |- |315||229||229||215||230||230||215||OM09||  |- |316||231||231|| style="background-color: #E4E4E4;"|216||232||232||216||B7||クロ157-1連結対応<ref name="rp838-70"/><br/>サロ185-216は2013年7月24日付で廃車<ref name="rf639-f39"/><br/>斜めストライプ塗装{{refnest|group="注"|name="斜めB7"|2014年4月の全般検査において塗装変更<ref name="rf185-B7"/>。}} |} == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} === 注釈 === <references group="注"/> === 出典 === <ref name="jnr10-118">[[#関1983|関 (1983) p.118]]</ref> <ref name="jnr10-119">[[#関1983|関 (1983) p.119]]</ref> <ref name="rf606-21">[[#岡田606|岡田 (2011) p.21]]</ref> <ref name="rf613-194">[[#POST613|『鉄道ファン』通巻613号 p.194]]</ref> <ref name="rf614-93">[[#岡野614|岡野 (2012) p.93]]</ref> <ref name="rf614-180">[[#POST614|『鉄道ファン』通巻614号 p.180]]</ref> <ref name="rf617-170">[[#POST617|『鉄道ファン』通巻617号 p.170]]</ref> <ref name="rf639-20">[[#RF639-1|『鉄道ファン』通巻639号 p.20]]</ref> <ref name="rf639-21">[[#RF639-1|『鉄道ファン』通巻639号 p.21]]</ref> <ref name="rf639-22">[[#RF639-1|『鉄道ファン』通巻639号 p.22]]</ref> <ref name="rf639-30">[[#RF639-1|『鉄道ファン』通巻639号 p.30]]</ref> <ref name="rf639-f39">[[#RF639-2|『鉄道ファン』通巻639号付録 p.39]]</ref> <ref name="rj170-12">[[#RJ170|『鉄道ジャーナル』通巻170号 p.12]]</ref> <ref name="rj170-15">[[#藤田170|藤田 (1981) p.15]]</ref> <ref name="rj170-16">[[#藤田170|藤田 (1981) p.16]]</ref> <ref name="rj170-17">[[#藤田170|藤田 (1981) p.17]]</ref> <ref name="rj170-1718">[[#藤田170|藤田 (1981) pp.17-18]]</ref> <ref name="rj170-18">[[#藤田170|藤田 (1981) p.18]]</ref> <ref name="rj170-19">[[#藤田170|藤田 (1981) p.19]]</ref> <ref name="rj170-20">[[#藤田170|藤田 (1981) p.20]]</ref> <ref name="rj170-21">[[#藤田170|藤田 (1981) p.21]]</ref> <ref name="rj170-39">[[#伊藤170|伊藤 (1981) p.39]]</ref> <ref name="rj170-41">[[#伊藤170|伊藤 (1981) p.41]]</ref> <ref name="rj286-97">[[#RJ286|『鉄道ジャーナル』通巻286号 p.97]]</ref> <ref name="rj340-108">[[#RJ342|『鉄道ジャーナル』通巻340号 p.108]]</ref> <ref name="rj342-93">[[#RJ342|『鉄道ジャーナル』通巻342号 p.93]]</ref> <ref name="rj350-84">[[#RJ350|『鉄道ジャーナル』通巻350号 p.84]]</ref> <ref name="rj350-101">[[#RJ350-2|『鉄道ジャーナル』通巻350号 p.101]]</ref> <ref name="rj350-103">[[#RJ350-2|『鉄道ジャーナル』通巻350号 p.103]]</ref> <ref name="rj374-24">『鉄道ジャーナル』通巻374号 p.24</ref> <ref name="rj477-109">[[#RJ477|『鉄道ジャーナル』通巻477号 p.109]]</ref> <ref name="rj551-59">[[#南551|南 (2012) p.59]]</ref> <ref name="rj551-60">[[#南551|南 (2012) p.60]]</ref> <ref name="rj551-63">[[#南551|南 (2012) p.63]]</ref> <ref name="rj557-82">[[#RJ557|『鉄道ジャーナル』通巻557号 p.82]]</ref> <ref name="rj561-89">[[#RJ561|『鉄道ジャーナル』通巻561号 p.89]]</ref> <ref name="rj561-91">[[#RJ561|『鉄道ジャーナル』通巻561号 p.91]]</ref> <ref name="rj561-92">[[#RJ561|『鉄道ジャーナル』通巻561号 p.92]]</ref> <ref name="rj561-93">[[#RJ561|『鉄道ジャーナル』通巻561号 p.93]]</ref> <ref name="rj575-114">[[#基地575|『鉄道ジャーナル』通巻575号 p.114]]</ref> <ref name="rj575-115">[[#基地575|『鉄道ジャーナル』通巻575号 p.115]]</ref> <ref name="rj576-113">[[#基地576|『鉄道ジャーナル』通巻576号 p.113]]</ref> <ref name="rj576-114">[[#RJ576|『鉄道ジャーナル』通巻576号 p.114]]</ref> <ref name="rm171-10">[[#中井171|『レイルマガジン』通巻171号 p.10]]</ref> <ref name="rm171-11">[[#中井171|『レイルマガジン』通巻171号 p.11]]</ref> <ref name="rp614-76">[[#RP614|『鉄道ピクトリアル』通巻614号 p.76]]</ref> <ref name="rp646-5">[[#巻頭646|『鉄道ピクトリアル』通巻646号 p.5]]</ref> <ref name="rp838-7">[[#巻頭838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.7]]</ref> <ref name="rp838-10">[[#小榑838|小榑 (2010) p.10]]</ref> <ref name="rp838-12">[[#小榑838|小榑 (2010) p.12]]</ref> <ref name="rp838-13">[[#小榑838|小榑 (2010) p.13]]</ref> <ref name="rp838-1314">[[#小榑838|小榑 (2010) pp.13-14]]</ref> <ref name="rp838-14">[[#小榑838|小榑 (2010) p.14]]</ref> <ref name="rp838-15">[[#小榑838|小榑 (2010) p.15]]</ref> <ref name="rp838-16">[[#小榑838|小榑 (2010) p.16]]</ref> <ref name="rp838-17">[[#小榑838|小榑 (2010) p.17]]</ref> <ref name="rp838-19">[[#小榑838|小榑 (2010) p.19]]</ref> <ref name="rp838-2223">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 pp.22-23]]</ref> <ref name="rp838-23">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.23]]</ref> <ref name="rp838-2324">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 pp.23-24]]</ref> <ref name="rp838-24">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.24]]</ref> <ref name="rp838-35">[[#いでゆ838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.35]]</ref> <ref name="rp838-44">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.44]]</ref> <ref name="rp838-50">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.50]]</ref> <ref name="rp838-51">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.51]]</ref> <ref name="rp838-52">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.52]]</ref> <ref name="rp838-53">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.53]]</ref> <ref name="rp838-54">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.54]]</ref> <ref name="rp838-55">[[#prof838|『鉄道ピクトリアル』通巻838号 p.55]]</ref> <ref name="rp838-68">[[#日向838|日向 (2010) p.68]]</ref> <ref name="rp838-69">[[#日向838|日向 (2010) p.69]]</ref> <ref name="rp838-70">[[#日向838|日向 (2010) p.70]]</ref> <ref name="rp838-72">[[#日向838|日向 (2010) p.72]]</ref> <ref name="rp838-73">[[#日向838|日向 (2010) p.73]]</ref> <ref name="rp838-74">[[#日向838|日向 (2010) p.74]]</ref> <ref name="dj46-81">[[#DJ46|『鉄道ダイヤ情報』通巻46号 p.81]]</ref> <ref name="dj46-86">[[#DJ46|『鉄道ダイヤ情報』通巻46号 p.86]]</ref> <ref name="dj87-11">[[#奥山87|奥山 (1991) p.11]]</ref> <ref name="dj117-16">[[#奥山117|奥山 (1994) p.16]]</ref> <ref name="dj117-18">[[#奥山117|奥山 (1994) p.18]]</ref> <ref name="dj117-1819">[[#奥山117|奥山 (1994) pp.18-19]]</ref> <ref name="dj117-19">[[#奥山117|奥山 (1994) p.19]]</ref> <ref name="dj117-20">[[#奥山117|奥山 (1994) p.20]]</ref> <ref name="dj117-21">[[#奥山117|奥山 (1994) p.21]]</ref> <ref name="dj117-22">[[#奥山117|奥山 (1994) p.22]]</ref> <ref name="dj117-23">[[#奥山117|奥山 (1994) p.23]]</ref> <ref name="dj117-28">[[#奥山117|奥山 (1994) p.28]]</ref> <ref name="dj117-29">[[#奥山117|奥山 (1994) p.29]]</ref> <ref name="dj286-14">[[#大熊286|大熊 (2008) p.14]]</ref> <ref name="dj286-15">[[#大熊286|大熊 (2008) p.15]]</ref> <ref name="dj286-16">[[#大熊286|大熊 (2008) p.16]]</ref> <ref name="dj286-20">[[#坂286|坂 (2008) p.20]]</ref> <ref name="dj286-21">[[#坂286|坂 (2008) p.21]]</ref> <ref name="dj286-22">[[#坂286|坂 (2008) p.22]]</ref> <ref name="dj286-24">[[#坂286|坂 (2008) p.24]]</ref> 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