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2014年12月6日 (土) 16:55時点における版

富士急行線(ふじきゅうこうせん)は、富士急行が運営する鉄道路線である。山梨県大月市にある大月駅から同県富士吉田市にある富士山駅までを結ぶ大月線(おおつきせん)と富士山駅から同県南都留郡富士河口湖町にある河口湖駅までを結ぶ河口湖線(かわぐちこせん)の2路線がある。

概要

東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線の大月駅(標高358m)から富士山駅でスイッチバックし、富士山麓の河口湖駅(標高857m)まで登る。

大半を相模川上流の桂川、中央自動車道富士吉田線と国道139号(富士みち)が並行する。線形は、最急40勾配と半径200m前後の急曲線が小刻みに連続する山岳路線である。富士急行線内運転の特急があるほか、JR高尾東京方面との直通列車も設定されている。

路線データ

大月線

  • 路線区間:大月駅 - 富士山駅
  • 路線距離(営業キロ):23.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:16駅(起終点駅を含む)
  • 複線区間:なし(全線単線
  • 電化区間:全線(直流1500V
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:ATS-SN

河口湖線

  • 路線区間:富士山駅 - 河口湖駅
  • 路線距離(営業キロ):3.0km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:3駅(起終点駅を含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:全線(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 保安装置:ATS-SN

歴史

大月線は、古くから富士登山の拠点となっていた吉田(現在の富士吉田市)と、八王子から大月まで延びて来た中央東線(中央本線)を結び、東京からの登山客らを運ぶために敷設された富士馬車鉄道都留馬車鉄道による馬車鉄道を前身とする。両社は軌間が異なっていたため、途中で乗り換えが必要で、これを解消するため1921年に両社が合併し、大月 - 金鳥居上(後の富士吉田)間の軌間を統一・電化して電気運転を開始した。

しかし、馬車鉄道時代からの併用軌道では所要時間もかかり、急増する旅客をさばききれなくなったため、1926年に設立された富士山麓電気鉄道へ1928年に全線を譲渡し、1929年に新設の鉄道線に切り替えられ、馬車鉄道以来の軌道は廃止された。これにより2時間かかっていた大月 - 富士吉田間の所要時間は1時間以下にと大幅に短縮され、富士山麓は東京からの日帰り観光圏内となった。

また、都留馬車鉄道は一時籠坂峠に至るまでの路線を有しており、明治から大正期まではそこから東海道本線(今の御殿場線御殿場駅前までを結んでいた御殿場馬車鉄道と連絡していたこともあった。

年表

  • 1900年(明治33年)9月21日:都留馬車鉄道下吉田 - 籠坂峠間開業。軌間762mm
  • 1903年(明治36年)
    • 1月17日:富士馬車鉄道大月 - 谷村本社間開業。軌間610mm。
    • 6月12日:都留馬車鉄道小沼 - 下吉田間開業。
    • 8月14日:富士馬車鉄道谷村本社 - 小沼間開業。
    • 9月11日:都留馬車鉄道籠坂峠 - 静岡県界間開業。
  • 1919年(大正8年):都留馬車鉄道が都留電気鉄道に社名変更。
  • 1920年(大正9年):富士馬車鉄道が富士電気軌道に社名変更。
  • 1921年(大正10年)
    • 7月:都留電気鉄道小沼 - 金鳥居上(後の富士吉田、現・富士山)間を電化し富士電気軌道に譲渡。金鳥居上 - 籠坂峠 - 静岡県界間を坂本諏訪松ほか4名に譲渡。
    • 7月31日:坂本諏訪松ほか4名運営の籠坂峠 - 静岡県界間廃止。
    • 10月:富士電気軌道大月 - 小沼間を改軌・電化。大月 - 金鳥居上間電気運転・直通運転開始。
  • 1927年(昭和2年)11月5日:坂本諏訪松ほか4名運営の上吉田(金鳥居上)[1] - 籠坂峠間廃止[2]
  • 1928年(昭和3年)1月1日:富士電気軌道が大月 - 富士吉田間を富士山麓電気鉄道に譲渡。
  • 1929年(昭和4年)6月19日:富士山麓電気鉄道大月 - 富士吉田間 (23.6km) 開業[3]。軌間1,067mm。当初から電化。元富士電気軌道の大月 - 富士吉田間廃止。
  • 1930年-1934年:大月橋駅を上大月駅に改称。
  • 1930年(昭和5年)1月21日:尾垂鉱泉前駅開業。
  • 1931年(昭和6年)10月1日:月江寺駅開業。
  • 1934年(昭和9年)7月1日:東京 - 富士吉田間に臨時列車「高嶺」直通運転開始。
  • 1934年-1939年 尾垂鉱泉前駅を葭池温泉前駅に改称。
  • 1943年(昭和18年)9月20日:小沼駅を三つ峠駅に改称。
  • 1946年(昭和21年)1月13日:大月駅近くのトンネル入り口付近で大月発の電車と田野倉発の電車が正面衝突。死者26名、負傷者多数。
  • 1950年(昭和25年)8月24日:富士山麓電気鉄道富士吉田 - 河口湖間開業。
  • 1960年(昭和35年)5月30日:富士山麓電気鉄道が富士急行に社名変更。
  • 1961年(昭和36年)12月1日:ハイランド駅開業。
  • 1962年(昭和37年)4月14日:新宿 - 河口湖間に急行「かわぐち」運転開始。
  • 1965年(昭和40年)3月1日:谷村横町駅を都留市駅に改称。
  • 1971年(昭和46年)3月4日富士急行列車脱線転覆事故。乗客約120名のうち17名が死亡、69名が負傷した。
  • 1981年(昭和56年)1月11日:暮地駅を寿駅に、ハイランド駅を富士急ハイランド駅に改称。
  • 1986年(昭和61年)11月1日:急行「かわぐち」廃止。
  • 1998年(平成10年)7月6日1200形電車による座席定員制特急列車「ふじやま」運行開始。
  • 2002年(平成14年)2月28日: 特急「ふじやま」を2000形電車を用いた「フジサン特急」に変更。同時に特急料金を改定する。
  • 2004年(平成16年)11月16日:都留文科大学前駅開業。それに伴い、都留市駅から同駅へ特急停車駅を変更する。
  • 2007年(平成19年)9月29日30日F1日本グランプリ富士スピードウェイで開催され、それに伴って臨時ダイヤが組まれる。
  • 2009年(平成21年)8月9日:1200形改造車による「富士登山電車」が運行を開始する。
  • 2010年(平成22年)3月13日:「富士登山電車」を全車着席券車両の快速列車に変更。
  • 2011年(平成23年)7月1日:富士吉田駅を富士山駅に改称。駅ナンバリング導入。
  • 2013年(平成25年)3月16日:「富士登山電車」の停車駅を変更し、都留市駅と都留文科大学前駅を通過とする。
  • 2014年(平成26年)7月12日8000系電車による新型「フジサン特急」が運行を開始する。

運行形態

大月線・河口湖線の両線は富士山駅を経て直通運転している。旅客案内上これらの路線名は使用されていない。以下の列車が運行されているが、いずれの列車もワンマン運転は行っておらず、必ず車掌が乗務する。

特急「フジサン特急」

大月駅 - 河口湖駅間に、特急列車フジサン特急」が運行される。なお、「フジサン特急」は富士急行の登録商標である。

運行本数
2014年3月現在、平日は5往復、土休日は7往復。全列車が大月駅で同駅停車のJR中央本線特急あずさ」・「かいじ」との接続を図っているが、普通列車との接続はあまり考慮されていない。
使用車両
2000形電車の3両編成(2001号編成:クロ2001+モロ2101+クモロ2201)
国鉄→JR東日本の165系ジョイフルトレインパノラマエクスプレスアルプス」で、2002年2月から使用している。
クロ2001には展望室を設けている。各車両のモニターに前面展望映像を流している。
モロ2101には自由席のほか、6名まで利用できる個室が設けられている。また、清涼飲料水の自動販売機トイレも設置されている。
クモロ2201は自由席となっている。
8000系電車の3両編成(8001号編成:クモロ8001+サロ8101+クモロ8051)
小田急電鉄20000形RSEで、2014年7月から使用している。
クモロ8001には展望室を設けている。運転席直後はソファータイプの座席となっており、コントローラーを設置した子供向け模擬運転台を設けている。その他の座席は2+1配列と2+2配列の組み合わせで、一人がけシートは小田急時代に連結されていた2階建て車両の1階席から移設した。2号車寄りの車端部には、ガラスで仕切られた8人分のボックス席(4人分のセミコンパートメント2区画)とラウンジ状のロングシートを設けている。
サロ8101は自由席で、3号車寄りの約3分の1は他の部分より床面を下げ、車椅子用スペースとデッキ(出入口)、大型トイレを新設している。車椅子スペースの座席は固定クロスシートで、窓は床面が低い分、他の部分よりも天地が大きい。新設した乗降用ドアは1・3号車のドアと異なり引戸で、開口幅も10mm広く900mmとなっている。
クモロ8051は自由席となっている。
停車駅 
駅一覧を参照
特急料金
大月線内停車駅相互間および大月線と河口湖線を通して利用する場合は以下の特急料金が適用される。河口湖線内各駅相互間では特急料金不要である。
  • 大月駅 - 富士山駅・河口湖線間:300円
  • 大月駅 - 都留文科大学前駅:150円
  • 都留文科大学前駅 - 富士山駅・河口湖線間:150円
車両検査時には1200形電車や6000系電車により代替運行され、特急料金は「ふじやま号」時代の料金(大月駅 - 富士山駅・河口湖線間200円、大月駅 - 都留文科大学前駅・都留文科大学前駅 - 富士山駅・河口湖線間100円)を適用する。このとき各駅・車内の案内も「特急ふじやま号」となる。
着席整理料金
展望室のある車両は、展望席を含めたすべての座席が定員制(座席指定ではない)で、この車両に乗車する場合は区間に関わらず、別途着席整理料金100円が必要になる。
個室料金
2号車の個室を利用する場合は、人数・区間に関わらず別途1000円の個室料金が必要になる。

快速「富士登山電車」

1200形電車を改装した観光用列車で、「青富士」車両と「赤富士」車両からなる2両編成である。2010年3月13日より、全車着席券車両の快速列車として運行されている。なお、休日を除く木曜日と車両点検日は運休となり、同一時刻・停車駅で一般車両による快速列車(全車自由席)が運行される。また、イメージキャラクターとして客室乗務員「谷村みすず」(デザイン:宙花こより)が設定されている。

停車駅 
駅一覧を参照
着席券 
乗車区間に関わらず一律200円

運行開始当初の2009年8月9日から2010年3月12日までは普通車の2両編成と連結した4両編成の各駅停車列車として、ダイヤを固定せず運行されていた。また、「青富士」は普通乗車券のみで乗車することができた。

普通

富士急行線内運行列車とJR中央本線直通列車がある。全線通し運行が基本であるが、夜の1往復、大月駅 - 東桂駅間のみ運行の区間列車がある。かつては大月駅 - 都留市駅間、大月駅 - 谷村町駅間、大月駅 - 三つ峠駅間の区間列車も設定されていた。なお、河口湖線内列車はない。

一部に上大月駅を通過する列車がある。また、禾生駅ではホーム有効長が3両分しかないため、4両編成の列車は前から3両目までの車両のみドアを開閉し、最後部の車両はドアカットを行う。富士急行線内運行列車の中には、富士急ハイランドにあるアトラクション「トーマスランド」にちなむ「トーマスランド号」と呼ばれる車両で運行される列車もある。

JR中央線直通列車

JR東日本中央本線より直通運転列車がある。

  • 定期列車としては、日中に115系を使用する高尾駅発着の普通列車中距離電車)が、朝の上りと夜の下りにE233系を使用する東京駅発着の快速列車(ただし大月 - 高尾間は普通列車扱い)が乗り入れてくる。共に富士急行線内は各駅に停車する。なお、E233系投入前は201系が使用されていたが、201系運用末期は基本的に乗り入れからは撤退していた。
  • 臨時列車としては、観光客などの足として新宿駅から「ホリデー快速富士山号」、「山梨富士号」が運転される。富士急行線内の基本的な途中停車駅は都留市駅、都留文科大学前駅、三つ峠駅、富士山駅、富士急ハイランド駅であるが、JR側の発着地により停車駅が異なり、一部は富士急行線内を普通列車と同じ停車駅で運転する列車もある。なお、上大月駅はすべて通過する。また、189系6両編成で運転されるため、大月駅、富士山駅と富士急ハイランド駅以外はホームの有効長の関係から、前から3両目までの車両のみドアを開閉し、4両目以降の車両はドアカットを行う(河口湖駅では1両のみドアカット)。
  • また、2014年(平成26年)7月26日から土曜・休日に、成田空港駅から特急「成田エクスプレス号」が運転される。当初は9月28日までの予定だったが[4] 、利用者数が好調だったため、11月30日まで期間を延長することになった[5]

利用状況

輸送実績

収入実績

駅一覧

凡例
駅員の有無 … *:直営有人駅、+:委託有人駅、無印:無人駅
停車駅 … ●:停車、▲:一部列車通過、|:通過
富士登山電車 … 全区間において着席券が必要。木曜運休。
フジサン特急 … 水色の区間(富士山駅 - 河口湖駅間)は特急料金が不要。
線路 … ◇・◆・∨・∧:列車交換可(◆はスイッチバック駅)、|:列車交換不可。
路線名 駅番号 駅名 駅員の有無 標高
(m)
駅間距離
(km)
累計距離
(km)
普通 快速富士登山電車 フジサン特急 接続路線 線路 所在地
大月線 FJ01 大月駅 * 358 - 0.0 東日本旅客鉄道中央本線
高尾駅東京駅方面一部直通)
大月市
FJ02 上大月駅   358 0.6 0.6  
FJ03 田野倉駅 + 392 2.4 3.0   都留市
FJ04 禾生駅 + 421 2.6 5.6  
FJ05 赤坂駅   445 1.5 7.1  
FJ06 都留市駅 + 467 1.5 8.6  
FJ07 谷村町駅 + 484 0.8 9.4  
FJ08 都留文科大学前駅 + 503 1.2 10.6  
FJ09 十日市場駅   520 0.9 11.5  
FJ10 東桂駅 + 561 1.6 13.1  
FJ11 三つ峠駅 + 616 2.7 15.8   南都留郡西桂町
FJ12 寿駅   710 3.0 18.8   富士吉田市
FJ13 葭池温泉前駅   739 1.4 20.2  
FJ14 下吉田駅 + 753 0.9 21.1  
FJ15 月江寺駅 + 776 0.8 21.9  
FJ16 富士山駅 * 809 1.7 23.6  
河口湖線
FJ17 富士急ハイランド駅 + 829 1.4 25.0   南都留郡
富士河口湖町
FJ18 河口湖駅 * 857 1.6 26.6  

運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2014年4月1日改定[6]

キロ程 運賃(円)
初乗り - 2km 170
3 - 4 220
5 - 6 300
7 - 8 380
9 - 10 460
11 - 12 550
13 - 14 630
15 - 16 710
17 - 18 790
19 - 20 870
21 - 22 960
23 - 24 1020
25 - 26 1080
27 1140

乗車券・ICカードについて

  • 直営有人駅と・都留文科大学前駅・富士急ハイランド駅には券売機があり、磁気券を発券している。また、すべての有人駅に係員用の乗車券発行機があるが、こちらは非磁気券を発券している。
  • 河口湖駅・富士山駅・都留文科大学前駅の3駅では、大月駅で接続する中央本線の特急列車の乗車券・特急券を発売している。ただし、購入の際は大月駅まで乗車可能な乗車券の同時購入または持参している場合に限る。
  • 2007年3月18日からサービスを開始したICカードPASMO」は、バス事業では導入されたが鉄道線には導入されていない。ただし、2015年春に「PASMO」と相互利用可能なICカード「Suica」を導入する予定である[7]
  • 富士山駅の誕生(富士吉田駅からの改称)1周年を記念して、2012年7月1日から、富士山の標高3776メートルにちなんだ全長3776ミリの日本一長い切符を発売した[8]

その他特記事項

  • 富士山駅の3番ホームと富士急ハイランド駅ではホームの延伸工事が行われ、6両編成分の有効長が確保されている。
  • 昔は電力が慢性的に不足がちで電圧降下が激しく4両や6両での運行に大きな制約があったが、現在では変電所増設や増強により改善している。
  • 駅通過時、発車前にはほぼ必ず警笛を鳴らす。
  • 1955年2月7日 - 2月9日の3日間、米国映画東京暗黒街・竹の家』の撮影が富士吉田駅(現・富士山駅)と河口湖駅の区間を運休して行われた。

脚注

  1. 『日本鉄道旅行地図 4号 関東2』(新潮社、2008年)p.50によると金鳥居上は1924年に富士吉田と改名しているが、『私鉄史ハンドブック』(電気車研究会、1993年)では所在地の福地村と表記、『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTB、2001年)では別名?の上吉田優先表記で、坂本諏訪松ほか4名の路線としては富士吉田の表記は見られず。
  2. 「軌道営業廃止許可」『官報』1927年11月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年6月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  4. 成田空港から富士山へ一直線!! 特急「成田エクスプレス(N'EX)」を富士急行線河口湖まで初めて直通運転しますPDF  東日本旅客鉄道・富士急行 2014年6月9日
  5. 成田エクスプレス、富士山乗り入れから一か月 富士山観光の外国人観光客を中心に、利用状況、利用者の反応ともに好調  早くも利用者3,000人を突破  秋の行楽シーズンにも河口湖までの直通運転が決定!!![リンク切れ] - 富士急行 2014年9月
  6. 運賃額は「消費税の引き上げに伴う4月1日運賃改定実施について」(富士急行、2014年4月6日閲覧)、キロ程は『JTB時刻表』『日本鉄道旅行地図帳』で確認。
  7. 富士急行線にICカード乗車券システム「Suica」を導入します。PDF  - 富士急行、2014年3月吉日、2014年3月22日閲覧。
  8. 日本最長? 富士山駅記念切符=山梨」時事通信、2012年7月20日。

参考文献

  • 和久田康雄『私鉄史ハンドブック』電気車研究会、1993年、pp.84-85.
  • 『私鉄史ハンドブック』正誤表(再改訂版)2009年3月作成PDF 
  • 今尾恵介『地形図でたどる鉄道史 東日本編』JTB、2000年、pp.158-161.
  • 宮脇俊三編著『鉄道廃線跡を歩く VIII』JTB、2001年、pp.118-120.
  • 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳 4号 関東2』新潮社、2008年、p.50

関連項目

外部リンク